一級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科2(環境・設備) 問22
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問題
一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科2(環境・設備) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
結露に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 空気を加熱しても、絶対湿度が同じ場合、その空気の露点温度は変化しない。
- 窓ガラスの室内側にカーテンを設けることは、冬期におけるガラス面の結露の防止対策として期待できない。
- 冬期において、二重サッシの間の結露を防止するためには、室外側サッシの気密性に比べて室内側サッシの気密性を高くすることが有効である。
- 冬期において、外壁に接する押入れ内に生じる結露を防止するためには、押入れの襖(ふすま)の断熱性を高くすることが有効である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.正しい→絶対湿度が変化しない場合、乾球温度が変化しても露点温度は変わりません。
2.正しい→記述の通りです。
3.正しい→二重サッシの気密性は室外側よりも室内側を高くすると効果的です。
4.誤り→押入れの襖(ふすま)の断熱性を高くしても結露対策にはなりません。
押入れの結露対策としては、襖以外の外周部の断熱性能を高め外気温が内部に伝わらないようにする方法か、押入れ内部の換気をして湿度が高くならないようにする方法があります。
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02
2.設問通りです。
3.設問通りです。
4.設問の結露を防ぐためには、押入れ内部の外壁面に断熱性能を高めることが有効です。押入れ襖の断熱性能を高めてしまうと、居室部分と押入れ内部との間で結露が生じてしまいます。
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03
2. 正しい。設問の通りです。
3. 正しい。設問の通りです。
4. 誤り。外壁に接する押入れ内に生じる結露を防止するためには、押入れ内部の換気をよくすること等が有効です。
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