一級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科2(環境・設備) 問27
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科2(環境・設備) 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
ある地点における南中時の太陽高度が60度のときの水平面直達日射量はJHであった。
このときの法線面直達日射量JNと南向き鉛直面直達日射量JVの値の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。
このときの法線面直達日射量JNと南向き鉛直面直達日射量JVの値の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
水平面直達日射量(JH)は、地面に対して垂直に到達する日射量を言います。
法線面直達日射量(JN)は、太陽の日射角度に垂直面での日射量を言います。
南向き鉛直面直達日射量(JV)は、地面に対して立ち上がり鉛直面に水平に到達する日射量を言います。
南中高度が60度の時、以下の計算式が成立します。
(JH)=(JN)×sin60°
⇒(JN)=(JH)÷sin60°=(JH)÷√3/2 =2/√3×(JH)
(JV)=(JN)×cos60°
=(JN)1/2=1/2×2/√3×(JH)=1/√3×(JH)
この選択肢の記載が最も適当です。
参考になった数16
この解説の修正を提案する
02
法線面直達日射量JNは、水平面直達日射量JH÷sin60°により求めることができます。
JN=JH÷√3/2=2/√3 JH
南向き鉛直面直達日射量JVは、法線面直達日射量JN×cos60°により求めることができます。
JV=2/√3JH×1/2=1/√3JH
参考になった数7
この解説の修正を提案する
03
この問題は、日射量に関する計算問題です。
太陽の高度と建物の面を図にして正確に計算して解答できるように学習しましょう。
南中高度が60度であることから、
水平面直達日射量JH = 法線面直達日射量JN × sin60°・・・①
南側鉛直面直達日射量JV = 法線面直達日射量JN × cos60°・・・②
という関係式が成り立ちます。
①より 法線面直達日射量JN = 水平面直達日射量JH / sin60° = 2JH / √3
②より 南側鉛直面直達日射量JV = (2JH / √3) × (1/2) = JH / √3
となります。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問26)へ
平成30年(2018年)問題一覧
次の問題(問28)へ