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一級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科4(構造) 問82

問題

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鉄筋コンクリート構造の鉄筋の定着に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
梁主筋の柱への必要定着長さは、柱のコンクリートの設計基準強度が高いほど長くなる。
   2 .
折曲げ定着筋の標準フックの必要余長は、折曲げ角度が小さいほど長くなる。
   3 .
引張鉄筋の必要定着長さは、横補強筋で拘束されたコア内に定着する場合より、横補強筋で拘束されていない部分に定着する場合のほうが長くなる。
   4 .
純ラーメン架構の柱梁接合部内に通し配筋定着する梁については、地震時に梁端に曲げヒンジを想定する場合、梁主筋の引張強度が高いほど、定着性能を確保するために必要となる柱せいは大きくなる。
( 一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科4(構造) 問82 )
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この過去問の解説 (3件)

9
1. 誤り
  コンクリートの設計基準強度が[高い]ほど、鉄筋は抜けにくくなるため、必
  要定着長さは[短く]なります。

  *合わせて覚えましょう
  鉄筋の強度が高いほど、大きな応力が生じるため、必要定着長さは[長く]な
  ります。

2. 設問の通り
  90°フック…余長8d以上
  135°フック…余長6d以上
  180°フック…余長4d以上
  (公共建築工事標準仕様書)

3. 設問の通り
  横補強筋で拘束されていない箇所では、定着破壊が起こりやすくなるた
  め、定着長さを割増します。

4. 設問の通り

付箋メモを残すことが出来ます。
4
正解は1です。

1.設問の記述は誤りです。
定着長さは鉄筋とコンクリートの付着力で決まります。よってコンクリートの設計基準強度が大きくなれば、定着長さは短くできます。

2.設問の通りです。
折曲げ定着筋の標準フックの必要余長は、折曲げ角度が小さいほど長くなります。せん断補強筋の端部フックの必要余長も同様です。

3.設問の通りです。
横補強筋による拘束がない場合は、付着割裂破壊が生じやすくなるので定着長さを1.25倍に割増す必要があります。

4.設問の通りです。

3
1 誤。コンクリートの設計基準強度が高くなると、必要定着長さは短くすることが出来ます。
これは、鉄筋がコンクリートから抜けにくくなるからです。
また、鉄筋の設計基準強度が高くなると、必要定着長さは長くなります。
これは、鉄筋に大きな引張力が働き、抜けやすくなるからです。

2 正。折曲げ定着筋の標準フックの必要余長は、90°フックは余長8d以上、135°フックは余長6d以上、180°フックは余長4d以上となっており、折曲げ角度が小さいほど長くなります。

3 正。横補強筋で拘束されていない部分は定着長さを割増します。

4 正。

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