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一級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科4(構造) 問94

問題

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建築物の構造計画及び構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
鉄筋コンクリート造の建築物の腰壁と柱との間に完全スリットを設けることにより、柱の剛性評価において腰壁部分の影響を無視することができる。
   2 .
高強度コンクリートや高強度鉄筋の実用化等により、高さ100mを超える鉄筋コンクリート造の建築物が建設されている。
   3 .
鉄筋コンクリート造の多層多スパンラーメン架構の建築物の1スパンに連層耐力壁を設ける場合、連層耐力壁の浮上りに対する抵抗力を高めるためには、架構内の中央部分に設けるより、最外端部に設けるほうが有効である。
   4 .
片流れ屋根の屋根葺き材の構造設計において、風による吹上げ力は、屋根面の中央に位置する部位より、縁に位置する部位のほうを大きくする。
( 一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科4(構造) 問94 )
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この過去問の解説 (3件)

6

正解は3です。

1.設問の通りです。

腰壁や垂れ壁と柱との接合部にスリットを設けた場合、柱の剛性、応力及び断面の検討にはその存在を無視してもよいです。

2.設問の通りです。

3.設問の記述は誤りです。

連層耐力壁は架構内の最外縁部に配置するより、中央部分に配置する方が有効です。連層耐力壁を中央に配置し、両側に境界ばりを配置することで、基礎の浮き上がりを抑え、転倒に対する抵抗力を高めてくれます。

4.設問の通りです。

ピーク風力係数は、屋根面の周囲やコーナー部分の壁で大きくなるので、風による吹き上げ力は、屋根平面内の中央部より縁の方が大きいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
1. 設問の通り
  完全スリットによって腰壁と柱の縁を切ることで、柱の剛性評価において
  腰壁部分を無視して考えることができます。ただし、この場合でも梁の剛
  性評価においては、腰壁部分を考慮しなければいけません。

2. 設問の通り

3. 誤り
  多スパンの場合、引抜き力に抵抗するため連層耐力壁(全階連続した耐震
  壁)は、中央に設置します。よって設問の記述は誤りです。

4. 設問の通り
  屋根中央に比べ、縁の部分(外周部)の吹上げ力の方を大きくして設計し
  ます。

3
1 正。完全スリットを設け腰壁と柱の縁を切ることで、柱の剛性評価において腰壁部分の影響を無視することが出来ます。

2 正。

3 誤。多層多スパンラーメン架構の場合、連層耐力壁を設ける時は中央部分に設けるようにします。

4 正。片流れ屋根の場合、縁に位置する部位の吹上げ力を大きくして構造設計するようにします。

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