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一級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科5(施工) 問109

問題

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型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
コンクリート打放し仕上げ以外に使用するせき板については、特記がなかったので、「合板の日本農林規格」第5条「コンクリート型枠用合板の規格」による板面の品質がB-Cのものが使用されていることを確認した。
   2 .
型枠の構造計算におけるコンクリートの施工時の水平荷重については、鉛直方向の荷重に対する割合で定めることとし、地震力については考慮しなかった。
   3 .
外壁の地中部分等の水密を要する部分の貫通孔に用いるスリーブについては、特記がなかったので、硬質ポリ塩化ビニル管が使用されていることを確認した。
   4 .
防水下地となるコンクリート面における型枠緊張材(丸セパB型)のコーン穴の処理については、水量の少ない硬練りモルタルでコンクリート面と同一になるように充塡されていることを確認した。
( 一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科5(施工) 問109 )
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この過去問の解説 (3件)

16
1. 設問の通り

2. 設問の通り
  コンクリート施工時の水平荷重は、下記の通りとし、一般に、地震力につ
  いては考慮しません。
  ・鋼管枠…鉛直荷重×2.5/100
  ・上記以外…鉛直荷重×5/100

3. 誤り
  外壁の地中部分等の水密を要する部分の貫通孔に用いるスリーブは、[つば
  付き鋼管]とします。水密を要しない部分については、硬質ポリ塩化ビニル
  管とします。

4. 設問の通り
  コーン穴の処理は、硬練りモルタルや防水剤入りモルタルを充填し、ま
  た、仕上げが薄い場合の下地では、コンクリート面と同一になるように充
  填します。

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5

正解は3です。

1.設問の通りです。

2.設問の通りです。

コンクリート施工時の水平荷重は、風圧、コンクリート打ち込み時の偏心荷重、機械類の始動・停止・走行などにより、型枠に水平方向の外力として加わるものを対象とし、その値は実情に応じて定めます。

3.設問の記述は誤りです。

スリーブに用いる材料は特記によります。特記がない場合、外壁の地中部分など水密を要する部分に用いるスリーブは、つば付き鋼管とします。水密を要しない部分に用いるスリーブは、硬質ポリ塩化ビニル管とします。

4.設問の通りです。

防水下地や雨水仕上げの下地などの場合、丸セパB型を用いてコンクリート面と同一となるようにモルタルを充填します。

5
正解は3です。

1:設問通りです
合板の規格についてはA-A品からC-D品まであり、
コンクリート打放し仕上げ以外に使用するせき板についてはB-C品を用います。

2:設問通りです
型枠の水平荷重について地震力については考慮をしておりません。
鋼管枠を支柱に用いる場合は鉛直荷重の2.5/100
鋼管枠以外を支柱に用いる場合は鉛直荷重の5/100
に相当する荷重を考慮して設計を行います。

3:硬質ポリ塩化ビニル管が誤りです
硬質ポリ塩化ビニル管は地下部分の水密を要しない部分に用います。
水密を要する部分にはつば付き鋼管を用います。

4:設問通りです
普通のモルタルだと垂れさがったり乾燥収縮する恐れがあるため水量の少ない硬練りモルタルを用います。

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