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一級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科1(計画) 問5

問題

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防犯計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
事務所の計画において、公道から敷地内や建築物内、事務室等への動線は、セキュリティレベルの低いほうから高いほうへ連続させることが望ましい。
   2 .
小学校の計画において、不審者の侵入防止等に配慮して、職員室は運動場や出入口を見渡すことのできる位置に配置することが望ましい。
   3 .
住宅地の計画において、ラドバーン方式は、心理的効果を考慮した設計によって、犯罪抑止効果を高める手法である。
   4 .
ゲーテッド・コミュニティは、住宅地をフェンスや壁等で囲い、出入口にゲートを設けて、住民以外の人や車両の出入りを制限した居住地区である。
( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科1(計画) 問5 )
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この過去問の解説 (3件)

21
正解は3です。

1.建物を計画する際ゾーニングをしますが、共用ゾーン(エントランス・ホールなど)より管理ゾーン(事務室・機械室など)の方がセキュリティレベルを高く計画します。(管理ゾーンに入室する際、カードキー等を使用して入室するなどが例です。)

2.設問の通り、職員室は防犯対策、安全確保の為、運動場や出入口を見渡せる位置に設けた方がよいです。

3.設問の記述は、CPTED(Crime Prevention Through Environmental Design)の記述になっています。
ラドバーン方式とは、住宅地において歩行者と車を分離することです。クルドサック(袋路)に面して住宅がクラスター状に配置されていて、歩行者は車道を通らず、施設に行くことができます。

4.ゲーテッドコミュニティとは、門や塀を設け、住民以外の敷地内への出入りを制限した防犯性の高い住宅地です。

付箋メモを残すことが出来ます。
9
正解は3です。

1:設問通りです。
防犯を考慮してセキュリティレベルの高い導線は、なるべく不特定多数の人のアクセスが少ない場所に設計させた方がよいです。

2:設問通りです。
近年では、教員の執務拠点を教室の近くに配置するために各学年ごとに分散して職員室を設ける設計も見られるようになってます。

3:ラドバーン方式の説明ではなくCPTED(Crime Prevention Through Environmental Design)の説明が書かれていますので、誤りです。ラドバーン方式は、人の動線と車の動線が交差しないように平面的に分離する方式を指します。

4.設問通りです。
セキュリティの向上を目的として、出入口にゲートを備え、フェンスや壁で囲うことで、人や車の出入りをコントロールした住宅地を指します。

3

この問題は、防犯計画に関する問題です。

建築物の防犯計画は、近年、より一層重要視されています。

選択肢1. 事務所の計画において、公道から敷地内や建築物内、事務室等への動線は、セキュリティレベルの低いほうから高いほうへ連続させることが望ましい。

正しいです。

道路からの敷地や建築物、室内等への動線は、セキュリティレベルの低い方から高い方へ連続させることが望ましいです。

選択肢2. 小学校の計画において、不審者の侵入防止等に配慮して、職員室は運動場や出入口を見渡すことのできる位置に配置することが望ましい。

正しいです。

小学校の計画において、職員室は運動場や出入口を見渡すことのできる位置に配置して、不審者の侵入防止等に配慮することが望ましいです。

選択肢3. 住宅地の計画において、ラドバーン方式は、心理的効果を考慮した設計によって、犯罪抑止効果を高める手法である。

誤りです。

ラドバーン方式とは、人の動線と車の動線が交わらないように平面的に歩車分離をするための手法です。

設問は「CPTED」の説明文です。

選択肢4. ゲーテッド・コミュニティは、住宅地をフェンスや壁等で囲い、出入口にゲートを設けて、住民以外の人や車両の出入りを制限した居住地区である。

正しいです。

ゲーテッド・コミュニティとは、住宅地をフェンスや壁等で囲い、出入口にゲートを設けて、住民以外の人や車両の出入りを制限した居住地区のことです。

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