一級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科5(施工) 問110
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問110 (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリート工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- 単位水量が180kg/m3 と指定されたコンクリートにおいて、打込み中に品質変化が見られたので、単位水量が180kg/m3 であることを、レディーミクストコンクリート工場の製造管理記録により確認した。
- 特記のないコンクリートの打継ぎにおいて、やむを得ず、梁に鉛直打継ぎ部を設けなければならなかったので、スパンの中央又は端から1/4の付近に打継ぎ部が設けられていることを確認した。
- 普通コンクリートにおける構造体コンクリートの強度の検査において、1回の圧縮強度の試験に用いる供試体については、レディーミクストコンクリートの受入れ検査と併用しないこととなっていたので、工事現場において適切な間隔をあけた3台の運搬車から各1個ずつ、合計3個採取されていることを確認した。
- 同一区画のコンクリート打込み時における打重ね時間の限度については、外気温が25℃を超えていたので、150分を目安としていることを確認した。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
1:設問通りです
コンクリートの単位水量は185kg/m³以下としますので、これを満たしていればよいです。
2:設問通りです
梁、床スラブ、屋根スラブの鉛直打継ぎは、スパン中央もしくは端から1/4付近に設けます。
3:設問通りです
普通コンクリートの検査におけるコンクリートの採取方法は、一回の試験ごとに適当に間隔を置いた3台の運搬車から1個ずつ合計3個の供試体を採取します。
4: 150分が誤りです。
打込み継続中における打重ね時間間隔は25℃未満で150分以内、25℃以上で120分以内とします。
参考になった数14
この解説の修正を提案する
02
この問題はコンクリート工事に関する問題です。
覚える数値が多い分野のため、繰り返し学習して覚えていきましょう。
正しいです。
コンクリートの単位水量は指定された値とし、かつ、185kg/㎥以下であることを運搬車ごとに製造管理記録により確認する必要があります。
正しいです。
コンクリートの打継ぎにおいて、梁に鉛直打継ぎ部を設ける場合はスパンの中央又は端から1/4付近に設けます。
正しいです。
構造体コンクリートの強度検査の1回の試験おいて、供試体は工事現場において適切な間隔をあけた3台の運搬車から各1個ずつ合計3個採取します。
誤りです。
コンクリート打込み時における打ち重ね時間の限度は外気温が25℃以上の場合120分以内とします。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
2.正しい記述です。
3.正しい記述です。
4.25℃以上の場合は120分が限度となります。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問109)へ
令和元年(2019年)問題一覧
次の問題(問111)へ