一級建築士の過去問
令和2年(2020年)
学科4(構造) 問94

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。

1.設問の通りです。
設計用一次固有周期Tを精算によって求める場合、初期剛性を用います。また、基礎及び基礎杭の変形を考慮してはなりません。

2.設問の記述は誤りです。
構造特性係数Dsは地震エネルギーの吸収能力による地震力の低減を表します。架構が靭性に富むほど、減衰が大きいほどDsは小さくできます。

3.設問の通りです。
剛性率≧0.6及び偏心率≦0.15を満たせない場合、必要保有水平耐力の値は大きくなります。

4.設問の通りです。
塑性変形能力が高いほど、建築物の振動の減衰性は大きいです。

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02

正解は2です。

1.〇

設計用一次固有周期Tを求める場合、初期剛性を用い、かつ、基礎及び基礎杭の変形がないものと仮定します。

2.✕

構造特性係数Dsは、架構の減衰が小さいほど大きいです。

3.〇

剛性率が0.6を下回る場合及び偏心率が0.15を上回る場合には、必要保有水平耐力の値は大きくなります。

4.〇

塑性化の程度が大きいほど、減衰性は大きいです。

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