問題
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建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
鉄筋コンクリート造建築物の設計用一次固有周期Tを、略算法でなく固有値解析等の精算によって求める場合には、建築物の振動特性はコンクリートにひび割れのない初期剛性を用い、かつ、基礎や基礎杭の変形はないものと仮定する。
2 .
構造特性係数DSは、一般に、架構の減衰が小さいほど小さくすることができる。
3 .
各階の保有水平耐力計算において、剛性率が 0.6 を下回る場合、又は、偏心率が 0.15 を上回る場合には、必要保有水平耐力の値を割増しする。
4 .
限界耐力計算において、塑性化の程度が大きいほど、一般に、安全限界時の各部材の減衰特性を表す係数を大きくすることができる。
( 一級建築士試験 令和2年(2020年) 学科4(構造) 問94 )