一級建築士の過去問
令和2年(2020年)
学科5(施工) 問110
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問題
一級建築士試験 令和2年(2020年) 学科5(施工) 問110 (訂正依頼・報告はこちら)
レディーミクストコンクリートの受入れ時の検査について、表のA ~ Cの圧縮強度試験の結果に対する調合管理強度の判定に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。ただし、コンクリートの調合管理強度は 30 N/mm2 とし、1 回の試験には任意の 1 台の運搬車から採取したコンクリート試料で作製した 3 個の供試体を用いるものとする。
- Aは「合格」、B及びCは「不合格」と判定する。
- A及びBは「合格」、Cは「不合格」と判定する。
- A及びCは「合格」、Bは「不合格」と判定する。
- A、B及びCを「合格」と判定する。
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この過去問の解説 (3件)
01
受入れ検査の圧縮強度試験の合否判定の基準は、「1回の試験結果が調合管理強度の強度値の85%以上」かつ「3回の試験結果の平均値が調合管理強度の強度以上」です。
設問のコンクリートの調合管理強度が30N/㎜²なので、1回の試験結果が30×0.85=25.5N/㎜²以上かつ3回の試験結果の平均値が30N/㎜²以上が合格です。
よって「A:合格」「B:合格」「C:不合格」となり「2」が正解です。
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02
調合管理強度の管理試験は1回の試験結果が調合管理強度の85%以上かつ3回の試験結果の平均値が調合管理強度以上である必要があります。
調合管理強度の85%は30×0.85=25.5N/mm2であるためAおよびBは合格、Cは不合格となります。
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03
この問題はレディーミクストコンクリートの受入れ検査に関する問題です。圧縮強度試験の合否の判定方法しっかり覚えましょう。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
誤りです。
圧縮強度試験の1回の試験に用いる供試体は3本とし、1回の試験結果が調合管理強度の85%以上であること、3回の試験結果の平均値が調合管理強度以上であることで合格となります。
(1回の試験:30N/㎟×0.85=25.5N/㎟以上、3回の試験の平均:30N/㎟以上で合格)
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