問題
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鉄筋コンクリート造の建築物の各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
既存保護層を撤去し、既存アスファルト防水層を残して行う防水改修工事において、既存アスファルト防水層の継目等の剥離箇所及び浮き部分については、切開し、バーナーで熱した後、溶融アスファルトを充填し、張り合わせた。
2 .
防水改修工事において、防水層撤去後の新設防水層の下地となる既存コンクリート面の欠損部については、ポリマーセメントモルタルにより平滑に補修した。
3 .
タイル張り仕上げ外壁で、構造体コンクリートと下地モルタルとの間に浮きが発生している箇所を、アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法により固定する工事において、アンカーピン固定部の穿孔については、タイルの目地部分に構造体コンクリート中に 30 mm の深さに達するまで行った。
4 .
コンクリート打放し仕上げ外壁の改修工事において、ひび割れ幅が 0.2 mm から 1.0 mm の間に分布していたので、ひび割れ部改修工法としてシール工法を採用した。
( 一級建築士試験 令和2年(2020年) 学科5(施工) 問123 )