問題
このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
鉄筋コンクリート造の建築物の耐震改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
鋼板巻き工法による柱補強工事において、鋼板の形状を角形としたので、コーナー部分の曲げ加工の内法半径については、鋼板の板厚の 2.5 倍とした。
2 .
枠付き鉄骨ブレースの設置工事において、既存の柱や梁に施す目荒しについては、電動ピックを用いて、平均深さで 2 ~ 5 mm 程度の凹面を、その合計の面積が打継ぎ面の 20 % 程度の面積となるように全体にわたって付けた。
3 .
耐震壁を増設する工事において、コンクリートの打込みを圧入工法で行うに当たり、型枠上部に設けたオーバーフロー管の流出先の高さについては、既存梁の下端から 10 cm 高い位置とした。
4 .
既存壁の開口部を閉塞して耐震壁とする工事において、開口部周囲のはつり出した壁筋と新設の壁筋との継手については、無理に台直しを行わず、0.2 L(L:重ね継手の長さ)以下、かつ、150 mm 以下の隙間を開けた「あき重ね継手」とした。
( 一級建築士試験 令和2年(2020年) 学科5(施工) 問122 )