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一級建築士の過去問 令和3年(2021年) 学科1(計画) 問3

問題

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図に示す日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当はものはどれか。
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( 一級建築士試験 令和3年(2021年) 学科1(計画) 問3 )
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この過去問の解説 (3件)

9

この問題は説明文の抑えるべきポイントを適切に覚えることが重要です。

説明文丸ごと覚えるのではなく、単語ごとに覚えることをオススメします。

選択肢1.

適当です。

裳階(もこし)とは、仏堂や塔などの建物に庇を四方向に取り付けた構造物です。

風雨から外壁等を保護するために、屋根の下部に取り付けられています。

また設問の図は薬師寺東塔です。

選択肢2.

適当です。

挿肘木(さしひじき)とは柱に穴を空けて肘木の役割を持たせる構造物です。

大仏様で見られるようになり、後に和様折衷様でも見られるようになった耐震性も高い手法です。

また設問の図は東大寺南大門です。

選択肢3.

不適当です。

説明文は円覚寺舎利殿を説明しています。

さらに海老虹梁(えびこうりょう)とは海老のように曲がった梁高さの異なる柱を繋ぐ際に用いられることが多いです。

また設問の図は法隆寺金堂です。

選択肢4.

適当です。

懸造(かけづくり)とは急な崖などに建物を建てる際に用いられる手法で、長い束柱を貫で固めた足代によって床を支えています。

また設問の図は清水寺です。

まとめ

寺社建築の事例や構造の名称などはイメージが付きづらいものが多い為、図と合わせて覚えることをオススメします。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

この問題は日本の歴史的建築物に関する問題です。

覚えにくい用語が多いため、写真や図で覚えることが有効です。

選択肢1.

正しいです。

設問の図は薬師寺東塔です。

各重に裳階がついていて六重の塔に見えます。

裳階とは、建物の軒下と壁面に作られる庇部分のことです。

選択肢2.

正しいです。

設問の図は東大寺南大門です。

挿肘木で軒を支え、貫で水平方向に固める造りとなっています。

大仏様建築の代表例です。

選択肢3.

誤りです。

設問の図は法隆寺金堂です。

重層入母屋造り、かつ、裳階がついている一層の建築物です。

設問の説明文は、円覚寺舎利殿について述べています。

選択肢4.

正しいです。

設問の図は清水寺です。

傾斜地に沿って建ち、長い束柱と貫によって組まれた懸造の代表例です。

4

裳階、海老虹梁などの文言が何を示しているかを理解しましょう。

また、代表的な建築物も合わせて覚えておきましょう

選択肢1.

正しいです。

図は薬師寺東塔です。

社寺建築物の一部分で、身舎の軒下に付く庇状の構造物のことを指します。

裳階を設けることによって階数が実際よりも多くみえるような意匠になっているのが特徴です。

選択肢2.

正しいです。

図は東大寺南大門です。

肘木を柱の側面に差し込んだ「挿肘木」を特徴とする「大仏様」建築です。

選択肢3.

こちらが誤りです。

「禅宗様」は、屋根の反り、深い軒、海老虹梁、火灯窓など緻密で繊細な意匠が特徴です。

図は法隆寺金堂です。

選択肢4.

正しいです。

図は清水寺です。

懸造は崖に張り出して建てられたものを言います。

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