一級建築士の過去問 令和4年(2022年) 学科1(計画) 問17
この過去問の解説 (2件)
この問題は、図書館の建築作品に関する問題で、見慣れない設問が多かったと思います。
設問にある図書館の特徴や形式は、しっかり復習しておきましょう。
誤りです。
「国際子ども図書館」は、日本初の国立の児童書専門図書館で、帝国図書館の保存・再生を目的に建設されました。外壁は化粧レンガ、安山岩、人造石等の石貼で仕上げています。
設問は、「東京駅丸の内駅舎」の説明です。
正しいです。
「まちとしょテラソ」は、平面がほぼ三角形であり、閲覧室を主体としたワンルームとなっています。三角形の平面プラン中央には、開架書庫を配置し、3つの辺に沿って分けられたスペースが設けられています。
正しいです。
「フランス国立図書館」には、豊かな植栽のある中庭をもつロの字型の基壇部と、四隅に配置されたL字型の高層棟が配置されています。図書館機能はほとんどが地下化されています。
正しいです。
「デンマーク王立図書館」は、黒色のガラス張りにより黒く輝くファサードが特徴的です。道路を挟んだ運河川に新館が増築され、メインエントランスは新館に設けられています。
図書館に関する問題です。
→誤りです。
国際子ども図書館は、大正時代に竣工した鉄骨レンガ造の歴史的建造物を再生・利活用していますが、敷地の余剰容積を他の敷地に移転できる制度を活用した建築物ではありません。
→正しいです。
まちとしょテラソ[小布施町立図書館]は、間仕切りを必要最小限に抑えることで大空間を実現させ、三角形平面プランの中央に開架書庫を配置し、3つの辺に沿って緩やかに分けられたスペースがつくられています。
→正しいです。
フランス国立図書館は、緑豊かな中庭をもつロの字型の基壇部と、その四隅に配置されたL字型の高層棟により構成されています。
→正しいです。
デンマーク王立図書館は、既存の王立図書館(旧館)に対し、道路を挟んだ運河側に黒色のガラス張りの新館が増築され、メインエントランスは新館に設けられています。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。