問題
ただし、降伏応力度はσyとする。
この問題は全塑性モーメントに関する計算問題です。
圧縮軸力Nと曲げモーメントMで区別して考えることがポイントとなります。
正しいです。
【圧縮軸力N】
σy:降伏応力度 AN:断面積 とすると
N = σy × AN = σy × a × 4a × 2 = 8a2σy
【曲げモーメントM】
T1:引張応力度の合力① C1:圧縮応力度の合力① j1:応力中心間距離①
T2:引張応力度の合力② C2:圧縮応力度の合力② j2:応力中心間距離② とすると、
M = T1 × j1 + T2 × j2 = C1 × j1 × C2 × j2 = T1 × 7a + T2 × 5a = 7T1a + 5T2a
σy:降伏応力度 AM:断面積 とすると
M = 7 × σy × AM + 5 × σy × AM
M = 7σy × 6a × a × a + 5 × 5σy × a × a × 2 × a
= 42a3σy + 10a3σy = 52a3σy
この問題は全塑性モーメントに関する計算問題です。
圧縮軸力Nと曲げモーメントMを区別して考えることがポイントとなります。
圧縮軸力Nを求めます。
σy:降伏応力度 AN:断面積 とすると
N = σy × AN = σy × a × 4a × 2 = 8a2σy
曲げモーメントMを求めます。
引張合力T2と圧縮合力C2とT3、C3は偶力となります。
T1:引張応力度の合力① C1:圧縮応力度の合力① j1:応力中心間距離①
T2:引張応力度の合力② C2:圧縮応力度の合力② j2:応力中心間距離② とすると、
M = T1 × j1 + T2 × j2 = C1 × j1 × C2 × j2 = T1 × 7a + T2 × 5a = 7T1a + 5T2a
σy:降伏応力度 AM:断面積 とすると
M = 7 × σy × AM + 5 × σy × AM
M = 7σy × 6a × a × a + 5 × 5σy × a × a × 2 × a
= 42a3σy + 10a3σy = 52a3σy