一級建築士の過去問
令和4年(2022年)
学科5(施工) 問20
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問題
一級建築士試験 令和4年(2022年) 学科5(施工) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 現場における給水管の水圧試験については、保持時間が60分であることを確認した。
- 一般配管用ステンレス鋼鋼管を用いた冷温水用の立て管については、最下階の床で固定し、各階に1か所ずつ管の収縮を妨げないように形鋼振れ止め支持を設けた。
- 電気設備工事における二重天井内のケーブル配線については、ケーブルによる荷重が過度とならないことを確認したうえで、ケーブルの支持間隔が2m以下になるように、天井吊ボルト及び天井下地材にバンド等を用いて固定した。
- 雷保護設備における板状接地極については、地表面下1.5mの深さに埋設し、ガス管から0.75m離隔した。
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この過去問の解説 (3件)
01
設備工事については、数値(勾配、離隔寸法など)を理解しておきましょう。
正しいです。
給水管の水圧試験については、保持時間が60分であることを目安に確認します。
正しいです。
冷温水用の立て管については、最下階の床で固定し、各階に1か所ずつ管の収縮を妨げないように形鋼振れ止め支持を設けます。
正しいです。
設問文の通りです。
こちらが誤りです。
雷保護設備における板状接地極は、ガス管から1.5m以上の離隔が必要です。
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02
設備工事に関する問題です。
→正しいです。
給水管の水圧試験において、配管の最低部における試験圧力の保持時間は最小60分とします。
→正しいです。
ステンレス鋼管および鋼管の立て管は、最下階の床または最上階の床に固定し、各階に1か所ずつ管の収縮を妨げないように形鋼振れ止め支持により固定します。
→正しいです。
二重天井内のケーブル配線は、ケーブルの支持間隔は2m以下とし、天井吊ボルト及び天井下地材にバンド等を用いて固定します。
→誤りです。
接地極は、地表面下0.75m以上の深さに埋設します。
板状接地極、垂直接地極および放射状接地極(水平接地極)については、ガス管から1.5m以上離隔する必要があります。
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03
この問題は、設備工事に関する問題です。
間隔や離隔等、覚える数値が多いため、繰り返し学習しましょう。
正しいです。
給水管の水圧試験では、水圧を60分間加え、水漏れ、変形、破損等の異常がないかを確認します。
正しいです。
一般配管用ステンレス鋼鋼管を用いた冷温水管の立て管は、最下階の床に固定し、振れ止め支持は各階1箇所ずつ設けます。
正しいです。
電気設備工事のケーブル配線については、支持間隔が2m以下になるようにバンドやステープルで固定しなければなりません。
誤りです。
雷保護設備における板状接地極については、地表面下0.75m以上の深さに埋設し、ガス管からは1.5m以上離隔します。
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