一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問17 (学科1(計画) 問17)
問題文
美術館(所在地)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
一級建築士試験 令和6年(2024年) 問17(学科1(計画) 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
美術館(所在地)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 富弘美術館(群馬県)は、様々な大きさの矩形の展示空間が独立して配置され、その間の空間も展示や交流のためのスペースとなるように計画されている。
- ポーラ美術館(神奈川県)は、周囲の景観を極力損なわないよう、すり鉢状の構造体を地下に埋め込んで建築物の高さを抑え、美術館の中心を貫くアトリウムにより自然光を取り入れることで、自然と美術との共生を目指した空間が計画されている。
- 京都市京セラ美術館[京都市美術館(]京都府)は、昭和初期に開館した美術館の既存のメインエントランスを残し、スロープからつながる地下広場に面した新たなエントランスを設けるなどの改修がされている。
- 豊島美術館(香川県)は、鉄筋コンクリートのシェル構造による屋根の大きな開口部から、周囲の風・音・光を内部に直接取り込むことで、周辺環境と建築物、展示作品とを一体で感じられるように計画されている。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は美術館に関する問題です。
文章だけでなく写真なども調べて特徴を覚えられるようにしましょう。
誤りです。
この問題文は金沢21世紀美術館(石川県)についての説明です。
富弘美術館は大小33個の円形の部屋が配置された美術館です。
正しいです。
ポーラ美術館はすり鉢状の構造体を地下に埋め込んだ建築物です。
自然と美術との共生を目指して自然光が取り入れられています。
正しいです。
京都市京セラ美術館は昭和初期に開館した美術館です。
メインエントランスの下に新たにエントランスを設けることで、歴史ある建物は残しながら改修が行われました。
正しいです。
豊島美術館はコンクリートシェル構造、最高高さ4.3mで柱が無い空間となっています。
ドームのような屋根形状に大きな丸い開口があり周囲の風・音・光が内部に直接取り込まれています。
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