一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問21 (学科2(環境・設備) 問1)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問21(学科2(環境・設備) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • クリモグラフは、気温、相対湿度、降水量等の気候要素のうち2種類を座標軸にとり、一般に、月ごとの値をプロットして年間の推移を示した図であり、各地の気候特性を理解するために利用される。
  • 自然室温は、室内における空気温度と平均放射温度の重み付け平均で表される値であり、一般に、発汗の影響が小さい環境下における熱環境に関する指標として用いられる。
  • 輝度は、発光面の見かけの単位面積当たりの光度であり、ある点を見た際に眼に入る光の強さを表す。
  • A特性は、音圧レベルの測定値に対し、等ラウドネス曲線の40phonの聴感曲線に対応した周波数感度補正を行うための特性であり、騒音レベルを算出する際に用いられる。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は環境工学における用語に関する問題です。

選択肢1. クリモグラフは、気温、相対湿度、降水量等の気候要素のうち2種類を座標軸にとり、一般に、月ごとの値をプロットして年間の推移を示した図であり、各地の気候特性を理解するために利用される。

正しいです。

クリモグラフは一般に縦軸に気温、横軸を相対湿度として気候の特性を表すグラフで、気温と降水量などの組み合わせでも利用されます。

選択肢2. 自然室温は、室内における空気温度と平均放射温度の重み付け平均で表される値であり、一般に、発汗の影響が小さい環境下における熱環境に関する指標として用いられる。

誤りです。

室内における空気温度と平均放射温度の重み付け平均で表される値は作用温度(OT)です。

選択肢3. 輝度は、発光面の見かけの単位面積当たりの光度であり、ある点を見た際に眼に入る光の強さを表す。

正しいです。

輝度は発光する面のある点を見た際に眼に入る光の強さです。

選択肢4. A特性は、音圧レベルの測定値に対し、等ラウドネス曲線の40phonの聴感曲線に対応した周波数感度補正を行うための特性であり、騒音レベルを算出する際に用いられる。

正しいです。

音圧レベルの測定値に補正を行うための特性で、騒音レベルを算出する際に用いられます。

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