一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問20 (学科1(計画) 問20)
問題文
建築のマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
一級建築士試験 令和6年(2024年) 問20(学科1(計画) 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
建築のマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- PFI事業におけるBOT方式は、民間事業者が資金調達を行って施設を建設し、完成直後に公共工事の発注者に所有権を移転し、当該民間事業者に一定期間、維持管理及び運営を委ねる方式である。
- プロパティマネジメントは、ビル運営管理業務以外にも、リーシングマネジメント業務、コンストラクションマネジメント業務等を含むことがある。
- ライフサイクルマネジメントは、建築物の機能や効用の維持あるいは向上を適切なコストのもとで、建築物の企画から解体・廃棄処分まで管理実行することである。
- BIMは、3次元の建築モデルに部材の寸法、材料、コスト等の属性情報をもたせたデータベースであり、設計から施工、維持管理までの各工程での情報活用が可能である。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は建築のマネジメントに関する問題です。
誤りです。
PFI事業におけるBOT方式は、民間事業者が資金調達を行って施設を建設し、事業終了後に公共工事の発注者に所有権を移転する方式です。
正しいです。
プロパティマネジメント(PM)はビルディング・マネジメント(BM)、リーシング・マネジメント(LM)、コンストラクションマネジメント(CM)を包括したもので、不動産オーナーなどに代わり管理・運営をします。
LM:テナントなどの入居者募集や契約・更新・解約などの管理業務を行うことです。
CM:設計者、施工者と利害関係のない第三者が発注者の立場に立って建築の企画・設計の内容や工事発注方法を検討し行う、工程・品質・コストなどのマネジメントのことです。
正しいです。
ライフサイクルマネジメントは建築物を適切なライフサイクルコストのもと企画から解体・廃棄処分までの計画や管理を実行することです。
正しいです。
BIMはB:ビルディング、I:インフォメーション、M:モデリングの略で寸法、材料、コストなどの情報を持たせ建築物を設計することで、設計から施工、維持管理までの各工程での情報活用が可能です。
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