一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問22 (学科2(環境・設備) 問2)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問22(学科2(環境・設備) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

室内の温熱環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 冷たい窓面による不快感を生じさせないためには、放射の不均一性(放射温度の差)は10℃以内とすることが望ましい。
  • SET*(標準新有効温度)が25℃の場合、温冷感は「快適、許容できる」ものの範囲内とされる。
  • 室内の暑さ指数(WBGT)は、湿球温度とグローブ温度から求められる。
  • 床暖房時の床表面温度は、一般に、人が触れたときに温かく感じられるよう、体温よりやや高めにすることが望ましい。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は室内の温熱環境に関する問題です。

選択肢1. 冷たい窓面による不快感を生じさせないためには、放射の不均一性(放射温度の差)は10℃以内とすることが望ましい。

正しいです。

壁の放射温度とは壁表面の温度のことです。

不快感を生じさせないためには温度の差は10℃以内とすることが望ましいです。

選択肢2. SET*(標準新有効温度)が25℃の場合、温冷感は「快適、許容できる」ものの範囲内とされる。

正しいです。

SET*(標準新有効温度)の快適、許容できる範囲は22.2℃~25.6℃です。

選択肢3. 室内の暑さ指数(WBGT)は、湿球温度とグローブ温度から求められる。

正しいです。

室内の暑さ指数(WBGT)は、湿球温度とグローブ温度から求められます。

選択肢4. 床暖房時の床表面温度は、一般に、人が触れたときに温かく感じられるよう、体温よりやや高めにすることが望ましい。

誤りです。

床暖房の表面温度は30℃程度とします。体温より高くすると低温やけどをしてしまいます。

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