一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問39 (学科2(環境・設備) 問19)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問39(学科2(環境・設備) 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 高層建築物の乗用エレベーターは、地震発生時の乗客の避難を図るため、地震感知器の作動により、速やかに避難階に帰着させて乗客を避難させる計画とする。
  • 非常用エレベーターの籠の定格速度は、60m/分以上としなければならない。
  • ノンフロン化を目指して空調用冷凍機等に用いられる自然冷媒には、アンモニア、二酸化炭素、水等がある。
  • 防振架台上に設置される設備機器に対して設ける耐震ストッパは、設備機器の運転中に接触しない範囲で、設備機器との間が、極力小さな隙間となるように設置する。

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この過去問の解説 (2件)

01

建築設備は幅広い単元です。

 

過去問をしっかり解きましょう。

選択肢1. 高層建築物の乗用エレベーターは、地震発生時の乗客の避難を図るため、地震感知器の作動により、速やかに避難階に帰着させて乗客を避難させる計画とする。

誤りです。

 

地震時管制運転と火災時管制運転でどこに帰着させるかが異なります。

 

地震はエレベーター内にいることが危険なので、最寄の階に帰着します。

選択肢2. 非常用エレベーターの籠の定格速度は、60m/分以上としなければならない。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

選択肢3. ノンフロン化を目指して空調用冷凍機等に用いられる自然冷媒には、アンモニア、二酸化炭素、水等がある。

正しいです。

 

自然冷媒には、アンモニア、二酸化炭素、水等があります。

選択肢4. 防振架台上に設置される設備機器に対して設ける耐震ストッパは、設備機器の運転中に接触しない範囲で、設備機器との間が、極力小さな隙間となるように設置する。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

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02

この問題は建築設備に関する問題です。

選択肢1. 高層建築物の乗用エレベーターは、地震発生時の乗客の避難を図るため、地震感知器の作動により、速やかに避難階に帰着させて乗客を避難させる計画とする。

誤りです。

乗用エレベーターは地震発生時、できる限り早くエレベーター内から出られるよう、速やかに最寄り階に帰着させる計画とします。

選択肢2. 非常用エレベーターの籠の定格速度は、60m/分以上としなければならない。

正しいです。

非常用エレベーターの定格速度は、60m/分以上としなければなりません。

選択肢3. ノンフロン化を目指して空調用冷凍機等に用いられる自然冷媒には、アンモニア、二酸化炭素、水等がある。

正しいです。

自然冷媒とは自然界にある物質を冷媒として用います。

アンモニア、二酸化炭素、水などが当てはまります。

選択肢4. 防振架台上に設置される設備機器に対して設ける耐震ストッパは、設備機器の運転中に接触しない範囲で、設備機器との間が、極力小さな隙間となるように設置する。

正しいです。

設備機器に対して設ける耐震ストッパは設備機器との間が、極力小さな隙間となるように設置します。

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