一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問84 (学科4(構造) 問14)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問84(学科4(構造) 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋コンクリート構造の保有水平耐力計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 曲げ降伏する梁の靱性は、内法長さ、断面寸法及び配筋が同一の場合、一般に、コンクリートの設計基準強度が大きいほど高い。
  • 柱のせん断耐力は、材料強度、断面寸法及び配筋が同一の場合、一般に、内法高さが小さいほど大きい。
  • 柱梁接合部のせん断耐力は、材料強度及び柱梁接合部の形状が同一の場合、一般に、取り付く梁の主筋量が多いほど大きい。
  • 耐力壁のせん断耐力は、材料強度、形状、壁筋比及び作用する軸方向応力度が同一の場合、一般に、引張側柱内の主筋量が多いほど大きい。

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この過去問の解説 (1件)

01

保有水平耐力計算がどのような計算であるか把握して回答できるようにしましょう。

選択肢1. 曲げ降伏する梁の靱性は、内法長さ、断面寸法及び配筋が同一の場合、一般に、コンクリートの設計基準強度が大きいほど高い。

正しいです。

 

梁の靭性はコンクリートの設計基準強度が大きいほど高くできます。

選択肢2. 柱のせん断耐力は、材料強度、断面寸法及び配筋が同一の場合、一般に、内法高さが小さいほど大きい。

正しいです。

 

柱のせん断耐力は太くて短いほど大きいです。

選択肢3. 柱梁接合部のせん断耐力は、材料強度及び柱梁接合部の形状が同一の場合、一般に、取り付く梁の主筋量が多いほど大きい。

誤りです。

 

柱梁接合部のせん断耐力は梁の主筋量を増やしても大きくなりません。

選択肢4. 耐力壁のせん断耐力は、材料強度、形状、壁筋比及び作用する軸方向応力度が同一の場合、一般に、引張側柱内の主筋量が多いほど大きい。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

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