一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問95 (学科4(構造) 問25)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問95(学科4(構造) 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 地震力を受ける鉄筋コンクリート造の耐力壁の耐力は、基礎が浮き上がることによって決まる場合がある。
  • 剛性率が所定の値未満の階を有する建築物は、地震時に層崩壊を起こして被害を受けやすい。
  • 設計用一次固有周期が長い建築物では、軟弱地盤に建つ場合よりも硬質地盤に建つ場合のほうが、一般に、各階の必要保有水平耐力は大きい。
  • 限界耐力計算における安全限界固有周期は、建築物の地上部分の保有水平耐力時における各階の水平方向の変形により計算する。

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この過去問の解説 (1件)

01

耐震設計は難易度が高い単元です。

 

過去問を良く解き覚えておく必要があります。

選択肢1. 地震力を受ける鉄筋コンクリート造の耐力壁の耐力は、基礎が浮き上がることによって決まる場合がある。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

選択肢2. 剛性率が所定の値未満の階を有する建築物は、地震時に層崩壊を起こして被害を受けやすい。

正しいです。

 

剛性率が0.6未満の階を有する建築物は、そのように被害を受けやすいです。

選択肢3. 設計用一次固有周期が長い建築物では、軟弱地盤に建つ場合よりも硬質地盤に建つ場合のほうが、一般に、各階の必要保有水平耐力は大きい。

誤りです。

 

Q un= D s × F es × Q ud 

 

Q ud= C i× W i= Z ・R t ・A i・ C 0× W i 

 

硬質地盤に建つ方が振動特性係数が小さくできるので、必要保有水平耐力は小さくなります。

選択肢4. 限界耐力計算における安全限界固有周期は、建築物の地上部分の保有水平耐力時における各階の水平方向の変形により計算する。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

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