一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問96 (学科4(構造) 問26)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問96(学科4(構造) 問26) (訂正依頼・報告はこちら)

図は、剛床仮定が成り立つ、4階建て鉄筋コンクリート造の建築物の軸組図と1階平面図の模式図である。偏心によるねじれを小さくする方法として、最も不適当なものは、次のうちどれか。ただし、Sは剛心、Gは重心、Qは地震力(層せん断力)を示し、耐力壁の増減による重心位置の変更はないものとする。
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この過去問の解説 (2件)

01

珍しい問題です。

 

聞かれていることをしっかり整理して回答しましょう。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正しいです。

 

階数が高い方の耐力壁を厚くすることで、偏心距離が短くなりねじれが小さくなります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

正しいです。

 

耐力壁を階数が高い方に追加することで剛心と重心の距離が縮まり、ねじれが少なくなります。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。

 

階数が高い方の耐力壁を削除することは偏心距離が長くなり、ねじれが大きくなります。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正しいです。

 

耐力壁を追加することでねじれ剛性が高くなります。

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02

この問題は偏心によるねじれについての問題です。

偏心によるねじれを小さくするには重心と剛心を近づけるか、ねじれ剛性を大きくします。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正しいです。

耐力壁Aを厚くすることで剛心が右に移動し重心に近づきます。

選択肢2. 解答選択肢の画像

正しいです。

耐力壁Bを配置することで剛心が右に移動し重心に近づきます。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。

耐力壁Cを削除してしまうと剛心が左に移動し重心から離れてしまいます。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正しいです。

耐力壁Dを追加することでねじれに対しての剛性があがります。

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