2級土木施工管理技術の過去問
平成29年度(前期)
薬液注入 問106

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

1)適当です。
注入速度を遅くすることにより、地盤に対する注入材の浸透性を高め、圧力が減少するので地盤の変状を抑えることができます。

2)適当ではありません。
注入作業は地盤の改良範囲を均一に仕上げるために、注入管の配置間隔は1mごとにすることが決められています。
注入管の間隔を変える、また注入量を減少させることは、地盤改良の効果が期待できないので、適当ではありません。

3)適当ではありません。
注入ステップを少なくした場合は注入量は逆に多くなります。また注入量を少なくしたとしても変状を防ぐことはできません。
変状の対処法として注入前に圧抜き孔を設け、注入時は常に地盤の様子を監視し、変状が発生したら中断して圧抜き孔を洗浄、通気を良くして注入を再開する方法があります。

4)適当ではありません。
ゲルタイムを短くすると注入後にすぐに固まるため、注入管内が詰まる危険があり、その場合は注入圧力を大きくしなければならないので適切ではありません。

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02

1.適当です。
注入速度を遅くすることで、注入圧力による付近の地盤、構造物への影響を抑えます。

2.適当ではありません
注入間隔を広くすると、注入量は増加します。

3.適当ではありません
注入ステップを少なくすることで注入量は増加します。

4.適当ではありません
ゲルタイムを短くすると、圧力は増加します。

参考になった数1

03

正解は「1」です。

注入圧力が大きくなると、地盤の隆起が生じて、

周辺構造物や地下埋設物等を損傷させることがあります。

そのため、注入圧力を小さくすることは効果的です。

2.間違いです。

注入範囲を均一に改良するため、

注入管の配置間隔は1.0mを標準とされています。

3.間違いです。

ステップ長は、25㎝~50㎝の範囲を標準とされています。

しかし、注入方式や土質条件、ゲルタイム等を考慮して定 めます。

今回の設問については、総注入量が決まっているため、

ステップを少なくすると、一回の注入量が増えます。

4.間違いです。

ゲルタイムが短いと硬化までの時間が短いことから、

注入圧力を大きくしないと所定の範囲まで注入できない可能性があります。

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