2級土木施工管理技術の過去問
平成29年度(後期)
土木 問8

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

01

1)適当です。
打設箇所に吸水する可能性のあるところは、コンクリートから水分が吸収されて施工品質が落ちるのを防ぐために、打込む前にあらかじめ湿らせておく必要があります。

2)適当です。
コンクリートをポンプで圧送する場合は、コンクリートを一体化させて強度や品質を落とさないように、できるだけ連続的に行うようにします。
また、ポンプ内でコンクリートが固まり閉塞したり、圧送圧力が限界に達して圧送速度が落ちるなどの問題にも配慮する必要があります。

3)適当です。
コンクリート打込み中に表面に溜まった水(ブリーディング水)は、次のコンクリートを打設する前にはひしゃくやスポンジなどで取り除いてから施工しなければいけません。

4)適当ではありません。
型枠が高い場合は、原則として縦シュートを使用します。斜めシュートは材料分離を引き起こしやすいので、この設問は間違っています。
やむなく斜めシュートを用いる場合は、材料の分離を引き起こしやすいので、シュートの下端と打ち込み面の高さを1.5m以内に、傾きは水平1に対し鉛直1程度までとします。

参考になった数40

02

1)適当です。
コンクリートを打込む前の重要な作業としては、記述の他に運搬装置や打込み設備・型枠内の清掃があります。ゴミ等が混入するのを防ぐためです。

2)適当です。
やむを得ず長期中断する場合は、閉塞の防止又は閉塞の可能性が高い場合は配管内のコンクリートを排出するなど、適切な処置を講じなければいけません。

3)適当です。
表面にたまった水は"ブリーディング水"というもので、コンクリートの個体材料が分離・沈降し、内部の水の一部が表層まで上昇してきたものです。ブリーディング水はコンクリートの強度の低下を招きますので、適切に取り除かなければいけません。

4)適当ではありません。
斜めシュートは材料分離を起こしやすいので、なるべく使用しません。やむを得ず使用する際は、できるだけ距離を短くするなど注意・対策が必要です。

参考になった数7

03

1.適当です
フレッシュコンクリートからの脱水を防止するためです。

2.適当です
連続して行うことで、品質のばらつきを防ぎます。

3.適当です
余分な水分を取り除くことで品質の確保をします。

4.適当ではありません
斜めシュートは材料分離が起こりやすいので、縦シュートを使用します。

参考になった数5