2級土木施工管理技術の過去問
平成30年度(前期)
土木 問20

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(前期) 土木 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

道路のアスファルト舗装の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 横継目部は、施工性をよくするため、下層の継目の上に上層の継目を重ねるようにする。
  • 混合物の締固め作業は、継目転圧、初転圧、二次転圧及び仕上げ転圧の順序で行う。
  • 初転圧における、ローラへの混合物の付着防止には、少量の水又は軽油などを薄く塗布する。
  • 仕上げ転圧は、不陸の修正、ローラマークの消去のために行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

1)誤りです。
横継ぎ目は、クラック防止の為同一箇所には重ねません。
2)正解です。
上記の通り、 混合物の締固め作業は、継目転圧、初転圧、二次転圧及び仕上げ転圧の順に施工します。
3)正解です。
上記の通り、軽油は合材の剥離に使用します。よって、転圧機械、舗装道具にも少量塗布します。
4)正解です。
上記の通り、仕上げ転圧は、不陸の修正、ローラマークの消去のために行います

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02

正解は「1」です。
横継目は、既設の舗装の補修・延伸の場合を除いて、
下層の継目の上に上層の継目を重ねてはいけません。

2.正しいです。
締固め作業は、継目転圧、初期転圧、
二次転圧および仕上げ転圧の順に行います。

3. 正しいです。
付着防止には、軽油や灯油、切削油乳剤や付着防止剤を
スプレーで薄く噴霧したり、これらを塗布したシート上を通らせるなどの
対策が効果的です。ただし、軽油や灯油はできるだけ
少量の使用に留める必要があります。

4.正しいです。
仕上げ転圧は、不陸修正およびローラマークを消すために行う作業になります。

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03

1〇
目地部分は既設の補修や拡張以外の場合は、下層の目地に上層の目地を重ねないように配置します。

一般的に初転圧は110~140℃、二次転圧70~90℃で行います

初転圧は、10t程度のタンデムローラやマカダムローラで駆動輪を前にして、道路の横断的に低い側から高い側へと転圧をします。

締固め作業は、継ぎ目転圧、初転圧、二次転圧、仕上げ転圧の順で行います。

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