2級土木施工管理技術の過去問
平成30年度(後期)
土木 問5
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(後期) 土木 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリートで使用される骨材の性質に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- すりへり減量が大きい骨材を用いたコンクリートは、コンクリートのすりへり抵抗性が低下する。
- 吸水率が大きい骨材を用いたコンクリートは、耐凍害性が向上する。
- 骨材の粒形は、球形よりも偏平や細長がよい。
- 骨材の粗粒率が大きいと、粒度が細かい。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「すりへり減量が大きい骨材を用いたコンクリートは、コンクリートのすりへり抵抗性が低下する。」です。
適当です。すりへり減量とは骨材の耐摩耗性を評価したもので、すりへり減量が大きいほど弱い骨材となります。よってすりへり抵抗性が低下します。
適当ではありません。骨材の吸水率が大きいと骨材の空隙が多くなり、凍結時に骨材がポップアウトする等、耐凍害性は低下します。
適当ではありません。骨材の粒形は扁平や細長のものを避け、球形に近いものの方が良いです。
適当ではありません。骨材の粗粒率とは粒の大きさを示す値です。これが大きいと粒度は大きくなります。
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02
正解は「すりへり減量が大きい骨材を用いたコンクリートは、コンクリートのすりへり抵抗性が低下する。」です。
〇
すり減り減量が大きいことは、すり減り抵抗性が低いことを示しています。
×
吸水率が大きい骨材は凍結すると膨張することで内部から破壊されることがあります。
×
骨材は球に近いほうが適しています。
×
粗粒率が大きいとは粒度大きいことを示します。
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03
正解は 「すりへり減量が大きい骨材を用いたコンクリートは、コンクリートのすりへり抵抗性が低下する。」 です。
すりへり減量が大きい骨材を用いたコンクリートは、コンクリートのすりへり抵抗性が低下します。
耐凍害性が低下する。
骨材の粒形は扁平や細長のものを避けます。
材の粗粒率が大きいと、粒度が大きくなります。
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