2級土木施工管理技術の過去問
平成30年度(後期)
土木 問9

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(後期) 土木 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

既製杭工法の杭打ち機の特徴に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • バイブロハンマは、振動と振動機・杭の重量によって杭を地盤に貫入させる。
  • ディーゼルハンマは、蒸気の圧力によって打ち込むもので、騒音・振動が小さい。
  • 油圧ハンマは、低騒音で油の飛散はないが、打込み時の打撃力を調整できない。
  • ドロップハンマは、ハンマを落下させて打ち込むが、ハンマの重量は杭の重量以下が望ましい。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1.→ 適当です。バイブロハンマは、振動機から伝わる上下方向の振動を杭に伝えて、根入れ地盤の抵抗を低減させることで貫入させます。

2.→ 適当ではありません。ディーゼルハンマはディーゼルエンジンによるピストン運動を利用して、杭に打撃力を与え打ち込みます。そのため騒音・振動は大きくなります。

3.→ 適当ではありません。油圧ハンマはラムを落下させることで杭に打撃力を与え杭を貫入させます。落下高さを調整することで打撃力の調整ができます。

4.→ 適当ではありません。ドロップハンマはハンマを落下させることで杭に打撃力を与え杭を貫入させますが、ハンマの重量は杭の重量以上が望ましいです。

参考になった数33

02

1〇
バイブロハンマーとは、振動式杭打機で強制振動を杭や鋼矢板に伝達することで、先端の抵抗及び摩擦抵抗を低減させ、打ち込みや引き抜きを行う工法です。

ディーゼルハンマはディーゼルエンジンによるピストンの上下運動を利用して,杭頭に打撃力を与えるため、騒音振動は大きいです。

油圧ハンマはラムの落下時に、油圧力でラムを押し下げ、下向きに加速させることで、打ち込み時の打撃力を調整します。

ドロップハンマはウインチで巻き上げたおもりを落下させてくいを打ち込むため、ハンマの重量は杭の重量以上が望ましいです。

参考になった数8

03

正解は 1 です。
バイブロハンマは、振動と振動機・杭の重量によって杭を地盤に貫入させます。

その他の選択肢は下記の通りです。

2.ディーゼルハンマは騒音・振動は大きいのが問題です。

3.油圧ハンマはさまざまな工法、規模に対応できます。

4.ドロップハンマはハンマを落下させることで杭に打撃力を与え杭を貫入させます。

参考になった数6