2級土木施工管理技術の過去問
平成30年度(後期)
土木 問59
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(後期) 土木 問59 (訂正依頼・報告はこちら)
レディーミクストコンクリート(JIS A5308、普通コンクリート、呼び強度21)を購入し、各工区ごとの圧縮強度の試験結果が下表のように得られたとき、受入検査が合格している工区は、次のうちどれか。
- A工区
- B工区
- C工区
- D工区
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この過去問の解説 (3件)
01
計算による合格基準は、
・圧縮強度のそれぞれの試験値が呼び強度の85%を上回っていること(21×0.85=17.85=17.9)
・試験値の平均値が呼び強度より同等か上回っていること
となります。
1)不合格です。
1回目=19
2回目=20
3回目=21
3回とも呼び強度の85%である17.9を上回っているので合格です。
平均値=20
呼び強度の21を下回っているので不合格です。
したがってA工区は不合格となります。
2)不合格です。
1回目=25
2回目=19
3回目=16
1回目と2回目は呼び強度の85%である17.9を上回っていますが3回目が17.9を下回っているのでこの時点で不合格です。
平均値=20
呼び強度の21を下回っているので不合格です。
したがってB工区は不合格となります。
3)合格です。
1回目=20
2回目=22
3回目=21
3回とも呼び強度の85%である17.9を上回っているので合格です。
平均値=21
呼び強度の21と同等の数値なので合格です。
したがってC工区は合格となります。
4)不合格です。
1回目=23
2回目=27
3回目=16
1回目と2回目は呼び強度の85%である17.9を上回っていますが3回目が17.9を下回っているのでこの時点で不合格です。
平均値=22
呼び強度の21を上回っているので合格です。
したがってD工区は不合格となります。
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02
平均値が21以上あるのはC工区とD工区ですが、1回の試験結果が、呼び強度の値の85%以上の規定があるので、 D工区の3回目が21×0.85=17.85>16と規定以下になるので不合格となります。
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03
正解は「3」です。
試験値は、21(呼び強度)×0.85≒17.9N/mm2となるため、2,4は間違いです。
1は21(呼び強度)を下回っているため、間違いです。
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