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2級土木施工管理技術の過去問 平成30年度(後期) 薬液注入 問90

問題

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地盤改良工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
地下水位低下工法は、地下水位が高く地盤が不安定となり掘削作業が困難な場合に採用する。
   2 .
深層混合処理工法の機械撹拌工法では、改良体をオーバーラップさせる場合、先に施工した改良体の固化前に次の改良体を施工することが必要である。
   3 .
浅層混合処理工法は、掘削時のリッパービリティーの確保や大型の施工機械の安定を目的とした表層地盤強化のために用いられる。
   4 .
薬液注入工法は、土質や深度により二重管ストレーナー工法と二重管ダブルパッカー工法などから選定する。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(後期) 薬液注入 問90 )
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この過去問の解説 (3件)

2

1)適当です

地下水位低下工法は、地下水位の高さを強制的に低下させることにより表層の非液状化層厚を増加させ、液状化の可能性を低くさせるものです。揚水試験にて地下水位を低下できるか否かを把握し、排水管方式または井戸方式にて地下水位の減圧を図ります。

大規模な掘削を要しないので住宅街や道路部分などで地盤改良が必要なのに通行遮断が不可能な場合でも工事が可能となります。

2)適当です

深層混合処理工法は撹拌翼を土中に貫入させ、土中に粉体状のセメント等固化材と土を撹拌した円柱状の改良体を形成する工法で、この改良体を杭の骨材として構造物支持力を確保する事ができます。

通常は打ち継ぎせず連続して作業に当たりますが、天候や環境などで打ち継ぎ目地が発生してしまう場合は先行した改良体が固化する前に先行掘削として空打ちを施し、その後に後行の改良体を施工します。

3)適当ではありません

浅層混合処理工法は表層処理工法のひとつで、在来地盤において軟弱な部分が地表から2mほどと浅く勾配がほぼ見られない場合に採用されます。

せん断変形を抑えトラフィカビリティーを確保しつつ、大型建設機械の走行の安定と盛土の荷重を地盤内に均等に分布させる目的で施工されます。

リッパービリティーは地山掘削や盛土の際にリッパ(地盤の切り裂き)作業のしやすさの度合いを表すものであり、地盤改良工事にはあまり関与しません。

4)適当です

薬液注入工法は地盤内に水ガラスやセメントミルクなどのグラウトと呼ばれる材料を注入して土粒子の間げきを埋めることにより地盤の強度や遮水性を高める工法です。

主に被圧水のある地盤には管に複数の孔が開いているストレーナーを地盤に埋め込んでグラウトを注入する二重管ストレーナー工法、岩盤など強固な地盤にダブルパッカーを装着した注入管を建て込みに1区間ごとにグラウトを注入していく二重管ダブルパッカー工法などが適しています。

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0

地下水位低下工法には、ディープウエル工法やリチャージウエル工法、ウエルポイント工法などがあります。

軟弱地盤地表から深層まで、安定材と原地盤を混合して柱状又は全面に改良を行う工法です。
3〇
浅層混合処理工法は、車両走行性(トラフィカビリティ)の向上を目的としています。

薬剤注入工法は、砂質地盤に硬化剤を注入して地盤の安定化を図る工法です

0
正解は3です。

1.→ 適当です。地下水位低下工法は、地下水位が高く掘削作業が困難な場合に採用されます。

2.→ 適当です。深層混合処理工法の機械撹拌工法で改良体をオーバーラップさせる場合は、先に施工した改良体の固化前に次の改良体を施工します。

3.→ 適当ではありません。浅層混合処理工法は車両走行時のトラフィカビリティの確保を目的とした表層地盤強化のために用いられます。

4.→ 適当です。薬液注入工法は二重管ストレーナー工法と二重管ダブルパッカー工法などから選定されます。

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