2級土木施工管理技術の過去問
令和元年度(前期)
土木 問60

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この過去問の解説 (3件)

01

1)適当です。
生活環境を保全すべき地域で行う工事の場合は、土工機械や建設機械は可能な範囲で低騒音型のものを使用するよう、騒音や振動が定められた基準値を満足した「低騒音型建設機械」を使用するよう推進されています。

2)適当です。
トラクタショベルは、バケットにて掘削や均しを行うことがありますが、落下させたり地盤に衝突させたりした場合、振動がより大きくなります。
また、トラクタショベルにはタイヤ式ホイールローダとクローラ式のクローラタイプがあり、クローラ式の方が振動が大きく感じられます。

3)適当ではありません。
ブルドーザは、前進よりも後進する際のエンジン音が大きく足回りの音も発生するので、押土作業では後進の速さに比例し騒音も大きくなります。
逆に後進の速度が遅くなるほど騒音も小さくなるので、この設問は間違いです。

4)適当です。
土砂、残土などの運搬は、現場の規模によっては1日に数十台から数百台の工事車両が走行する場合があります。
その場合は車両も大型となり、現場外でも近隣に対して騒音問題を引き起こす可能性があります。

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02


建設機械には低騒音・低振動のステッカーが貼ってあるので確認できます。

騒音が問題となる場所では、防音壁の設置等の対策が必要です。
3〇
ブルドーザ作業は速度が速くなるほどアクセルを吹すことになるので、騒音も大きくなります。

土砂の運搬には、大型ダンプが使われるため走行時の騒音が問題となりやすくなります。

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03

1.〇

建設工事に伴う騒音・振動対策として、低騒音・低振動型の建設機械を選定します。

2.〇

設問の通りです。バケットの落下などによる振動・騒音は苦情の原因となるため、留意が必要です。

3.✕

後進の速度が遅くなる(スピードが遅くなる)ほど、騒音は小さくなるため、不適当です。

4.〇

現場内だけでなく現場外の一般道路にも大型ダンプ等の運搬機械が多量に通行するため、騒音の問題が懸念されます。

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