2級土木施工管理技術の過去問
令和元年度(後期)
土木 問52
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 土木 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
保護帽の使用に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 保護帽は、頭によくあったものを使用し、あごひもは必ず正しく締める。
- 保護帽は、見やすい箇所に製造者名、製造年月日等が表示されているものを使用する。
- 保護帽は、大きな衝撃を受けた場合でも、外観に損傷がなければ使用できる。
- 保護帽は、改造あるいは加工したり、部品を取り除いてはならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
労働安全衛生法第四十二条の規定に基づき、危険な場所や健康障害を発生させる可能性が高い作業は厚生労働大臣が定める規格の安全装置を装備するように定められています。
1)適当です
保護帽は着用者の頭部を覆う帽体、衝撃を吸収し緩和する着装体や衝撃吸収ライナー、帽体を着用者の頭部に固定するあごひもなどで構成されています。
このうちあごひもは強度を有し体に負担がないものとし、着装体のヘッドバンドは東部に適合するように調整することが可能であるように定められています。また帽体、着装体とヘッドバンドの間げきは5mm以上とされています。
保護帽の規格 第四条 構造
2)適当です
保護帽は見やすいところに製造者名、製造年月日及び物体の飛来や落下による危険を防止するためのもであること、また墜落による危険を防止するためのものであることを表示するように義務付けられています。
保護帽の規格 第九条 表示
3)適当ではありません
落下物や飛来物などで外観に損傷が見られなくても内部の着装体やハンモック、あごひもなどが変形していたり、また帽体自体の強度が低下し頭部を保護するにはあまりにも危険な場合があります。
たとえ外観に変形などがなくても大きな衝撃を受けた場合は使用を中止し、規定の強度を保持しているものに取り換えます。
保護帽の規格 第七条
4)適当です
保護帽の素材は、帽体は合成樹脂や金属、着装体及びハンモック、あごひもなどは合成樹脂や合成繊維。衝撃吸収ライナーは発泡スチロールなどの衝撃を吸収するものである必要があります。
改造や加工によりこれらを取り除いたり性能を低下させたりする行為は、万一の事故などの場合に規定の強度を保てなくなり安全が保障されなくなる可能性があるため、推奨されません。
保護帽の規格 第二条 材料
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02
ヘルメットにはサイズを調整する機能があるので、各人にあったサイズに調整可能です。
2×
製造年月日を確認して、古いヘルメットは交換します。
3〇
大きな衝撃を受けたヘルメットは使用できません。
4×
改造・加工はヘルメットの性能に影響するため、行ってはいけません。
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03
大きな衝撃を受けた場合は、外観に異常がなくても使用せず、
新しいものを購入して使用してください。
1.正しいです。
保護帽がずれたり脱落するのを防止するため、
頭によくあったものを使用して、耳紐およびあご紐を正しく締めます。
2.正しいです。
耐用年数の確認のため、見やすい箇所位に製造者名、
製造年月日などが表示されているものを使用します。
耐用年数が超えた場合、交換が必要になります。
4.正しいです。
安全を確保するため、保護帽には、加工してはいけません。
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