2級土木施工管理技術の過去問
令和元年度(後期)
土木 問56
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 土木 問56 (訂正依頼・報告はこちら)
x̄ - R 管理図に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- x̄ 管理図は、ロットの最大値と最小値との差により作成し、R 管理図はロットの平均値により作成する。
- 管理図は通常連続した柱状図で示される。
- 管理図上に記入した点が管理限界線の外に出た場合は、原則としてその工程に異常があると判断しなければならない。
- x̄ - R 管理図では、連続量として測定される計数値を扱うことが多い。
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この過去問の解説 (3件)
01
x管理図はロットの平均値により作成し、R 管理図はロットの最大値と最小値との差により作成されます
2×
管理図は折れ線で示されます。
3〇
管理限界線は、偶然原因によるばらつきは許容して、異常原因によるバラツキを検出して工程に修正を加えるか判断します。
4×
管理図は、検査各ロットから4~5個の試料をとり品質特性値を測定します。
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02
管理限界線(上方・下方管理限界線)を引き、
品質が管理限界線を超えないか管理を行います。
1.間違いです。
x̄は平均値、Rはばらつきの範囲によって作成します。
2.間違いです。
折れ線グラフで表します。
4.間違いです。
おおよそ4~5個の試料から、品質特性値を測定します。
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03
1)適当ではありません
x管理図は、群それぞれの平均値を求めた上で、さらにその数値の合計を群数で割り全体の総平均を計算して求めます。
R管理図は、群それぞれの最大値と最小値の差を計算し、その数値の合計をロットの組数で割り計算して求めます。
2)適当ではありません
x―R管理図は形状は様々ですが、土木施工管理では基本的に折れ線図で示されます。
x管理図を上部、R管理図を下部に配置し、群の番号を横軸に揃えて記入していきます。
予備データの場合は中心線は実線、限界線は破線で記入し、予備データの最後の組番号までしっかり線を引きます。
3)適当です
品質特性値が十分ゆとりをもって規格を満足し安定状態にあると認められる場合は、管理限界線を延長して現状態を維持するように努めます。
管理図作成時に管理限界からはみ出た点は、赤色で「〇」の中に「・」や「×」などの印を付けて見えやすくするとともに、早急に工程を見直し異常の有無を確認します。
4)適当ではありません
x-R管理図では、平均値の変動とばらつきの変化を同時に監視することにより工程の状況を把握するものです。連続したデータでなくとも、最初の数組から次の数組を管理し、そこから得られたデータで次の同量のデータを管理するといった流れで進めていきます。
こうすることにより折れ線で限界線を越えないかを目視で確認できるようになります。
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