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2級土木施工管理技術の過去問 令和元年度(後期) 鋼構造物塗装 問79

問題

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塗料の可使時間と希釈に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
多液形塗料は、主剤、硬化剤、金属粉などを混合すると徐々に反応が進行して固化するので、可使時間後に使用する。
   2 .
シンナーでの塗料の希釈は、定められた希釈率以上に希釈してはならない。
   3 .
塗料は、一般に既調合形、多液形とも液温が所定の温度のとき無希釈で塗装できる粘度に製造管理されている。
   4 .
多液形塗料の可使時間は、塗料の種類や温度によって異なる。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 鋼構造物塗装 問79 )
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この過去問の解説 (3件)

3
正解は1です。

可使時間を過ぎた塗料は原則として使用できません。
よって1は不適切です。
反応が徐々に進行して固化するタイプの塗料は、
可使時間がメーカーによりそれぞれ定められています。

2は適切です。
油性塗料の場合、シンナーで希釈を行います。
この時シンナーで過剰に希釈した場合は、
粘度が低くなりすぎることで、塗膜が薄くなり、
付着力低下や隠ぺい力不足の原因となります。

3は適切です。
既調合型であっても、使用状況によって、
適切に希釈したりする場合もあります。
その場合は、仕様書やカタログを確認する必要があります。

4は適切です。
可使時間とは塗料液と硬化剤を混合した後、使用可能な最長時間のことです。
温度が高いと短くなり、温度が低いと長くなります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

1)適当ではありません

塗料のうち多液形塗料は、使用直前に主剤、硬化剤、金属粉などを混合して使用しますが、使用前に混合すると徐々に反応が進行して固化するので、必ず可使時間内に使用するようにします。

可使時間を超えると性能が発揮できない上に塗膜が欠陥となってしまう可能性があります。

2)適当です

塗料は塗装作業時の気温、塗付け方法、塗付面の状態に対して適した粘土に調整する場合は、塗料に適したシンナーで適切に希釈する必要があります。

塗料ごとに適正なシンナーを使用しないとゲル化などの不良を引き起こす場合があるので注意し、また塗膜不良の原因となるため、シンナーは定められた希釈率以上に希釈することはしてはなりません。

3)適当です

塗料は一般的に既調合形、多液形とも液の温度が約23度の時に無希釈で塗装できる粘度に製造管理されています。実際に塗装する場合はこれを基に各塗料に定められた希釈率にて希釈します。

塗料の粘度が高すぎると乾燥不良によるしわや厚膜の不均一に、粘度が低くなりすぎると塗膜が薄くなり付着力低下などが発生します。

4)適当です

多液形塗料の可使時間はそれぞれ種類や温度により細かく定められています。

例えば無機ジンクリッチプライマーや有機ジンクリッチペイントは気温20度までの環境で5時間以内の可使時間、超厚膜形エポキシ樹脂塗料は気温20度までの環境で3時間以内の可使時間とされています。

0
1〇
徐々に反応が進行して固化するタイプは可使時間がメーカーにより定められています。

シンナーで過剰に希釈した場合は、塗膜が薄くなって付着力低下や隠ぺい力不足の原因となります。

既調合型、多液型は無希釈で使用できます。

可使時間とは主剤と硬化剤を混合して使う塗料や接着剤などで、混合後の作業が可能な時間のことを指します。

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