問題
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土留め壁を用いた掘削にともなう掘削底面の変状現象に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
ヒービングは、砂質土地盤を掘削する際に、土留め壁背面の土が掘削面にまわり込み、掘削底面が隆起する現象をいう。
2 .
ボイリングは、砂質土地盤で掘削面側と土留め壁背面側の水位差が大きい場合に、掘削面側の地盤の有効応力が失われ地盤が突発的に液状化して砂の粒子が湧き上がる現象をいう。
3 .
盤ぶくれは、掘削底面以深の難透水層の下に被圧帯水層がある場合に、その被圧水圧が被圧帯水層より上方の地盤の抵抗力に比べ大きいときに掘削底面が浮き上がる現象をいう。
4 .
パイピングは、土中の浸透水によって水みちができることによって生じる土粒子の移動現象をいう。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 薬液注入 問90 )