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2級土木施工管理技術の過去問 令和元年度(後期) 薬液注入 問93

問題

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薬液注入材料に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
使用する材料及び混合したものや固化したものは、高い安全性を確保できることが必要である。
   2 .
地盤中で固化したものは一定の必要な期間の間は、安定していることが必要である。
   3 .
粒子を含む溶液型薬液と粒子を含まない懸濁型薬液を使い分ける地盤の区分の目安は、砂質土分と粘性土分の含有比率で決定する。
   4 .
アルカリである水ガラスに弱酸性の硬化剤を加えて、中性に近づけてゲル化させる薬液をアルカリ系薬液と呼ぶ。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 薬液注入 問93 )
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この過去問の解説 (3件)

3
正解は3です。

1は適当です。
危険ですので、安全性の確保できない材料を使用することはできません。

2は適当です。
メーカ―の品質証明書を確認し、現場に適した材料を選ぶ必要があります。

懸濁型と溶液型を使い分ける区分は、
砂質土分と粘性土分の含有比率で決定することが可能です。
懸濁型と溶液型が逆になっていますので、
3は不適当です。

4は適当です。
水ガラスとはケイ酸ナトリウムの濃い水溶液のことで、
大きな粘性を持ち、接着剤や耐火塗料等に使用されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

1)適当です

注入に使用される材料は暫定指針により主な材料は劇物やフッ素化合物を含まない水ガラスに限定されています。

水ガラスは薬液と混合した時には食塩や石鹸と同等の無毒性となるので、地盤に注入したとしても地下水への品質の影響はかなり低いとされています。

2)適当です

注入後は効果を確認するために改良土の現位置試験や土質試験などを実施し、地下水などの水質監視も行います。

また注入材料は地盤などの改良体を長期に安定させる目的で施工するため、工事終了後も施工記録を続け耐久期間が維持される期間を目途に元請け業者または施工専門業者が保管します。

3)適当ではありません

注入薬液は砂質土に適応する溶液型と粘性土に適応する懸濁型とに分類されます。溶液型は粒子を含まないもので砂質土地盤に浸透注入させる必要があるので浸透性に優れたものを使用し、懸濁型はセメント等の粒子を含むもので粘性土地盤に割裂注入させる必要があります。

4)適当です

水ガラスは希硫酸を反応させて酸性シリカゾルを生成させ、それを硬化剤と混合させることにより固まりゲル化が始まります。

水ガラスは中性に近いほど早く固化する性質があるので、アルカリ性と酸性を混合することにより合理的にゲル化を促します。

0


安全性の確保できない材料を使用することはできません。

メーカ―の品質証明書を確認し、現場に適した材料を選ぶ必要があります。
3〇
問題は懸濁型と溶液型が逆になっています。懸濁型と溶液型を使い分ける区分の目安は砂質土分と粘性土分の含有比率で決定します。

水ガラス系にはアルカリ系と非アルカリ系があります

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