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2級土木施工管理技術の過去問 令和元年度(後期) 薬液注入 問94

問題

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薬液注入に用いる水ガラスの特徴に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
水ガラスは、非常に広い用途に用いられ、安全性が高い化学材料である。
   2 .
水ガラスの製造工程は、溶融工程と溶解工程の 2 工程で構成されている。
   3 .
薬液注入に用いられる水ガラスは、一般に JIS 2 号水ガラスが用いられている。
   4 .
水ガラスは、けい酸ソーダ又はけい酸ナトリウムとよばれる化学物質の俗称である。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 薬液注入 問94 )
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この過去問の解説 (3件)

5
正解は3です。

1は適当です。
水ガラスは、土木分野だけでなく幅広い分野で使用されています。
水道水の処理緩和や石けん・合成洗剤など、身近な部分でも使用されています。

2は適当です。
水ガラスは乾式法で製造されており、融解工程と溶解工程があります。
融解工程で作成した半製品カレットを溶解工程で液状にし、
所定のモル比に調整して出荷します。

薬液注入には一般的に1号が多く用いられます。
よって3は不適当です。
また、JISに規定されている第1号水ガラスの酸化ケイ素の量は35~38%です。

4は適当です。
水ガラスは、酸化ナトリウム(Na2O)と二酸化けい素(SiO2)とが
様々な比率で混合している液体です。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

水ガラスは、土木分野だけでなく幅広い分野で使用されています。

水ガラスのモル比はこのような式で表されます。
モル比=重量比(SiO2%・Na2O%)×Na2Oの分子量/SiO2の分子量=重量比(SiO2%・Na2O%)×1.032
3〇
JISに規定されている第1号水ガラスのに酸化ケイ素は35~38%です。

水ガラスは、けい酸ソーダ又はけい酸ナトリウムの俗称で、酸化ナトリウム(Na2O)と二酸化けい素(SiO2)とが一定の比率で混合している溶液です。

1

1)適当です

水ガラスは毒性が低く、また硬化剤は水ガラスよりも安全性が高いことが保証されています。

主に水ガラスはその無毒性がら合成洗剤や石けんの添加物、紙やパルプの安定剤、水道水の浄化処理など幅広い分野で利用されます。

2)適当です

水ガラスの製造ではまず溶融工程として原料の炭酸ソーダと珪砂を反応させ、カレットと呼ばれる個体を生成します。

次にそのカレットを液状にして所定のmol比率を調整する溶解工程を経て、水ガラスとなります。

3)適当ではありません

薬液注入に使用される水ガラスはJISK1408の規定に適合するものを使用するように定められており、モル比の差により種類が分けられます。

そのうち薬液注入では主にJIS3号水ガラスが多く使われています。1号や2号の水ガラスはゲル化に達する温度が低すぎるため、地盤改良には適していません。

4)適当です

水ガラスはけい酸ソーダやけい酸ナトリウムとも呼ばれ、化学物質の安全性を示す指標では食品に使用される添加物と同等のレベルで表されています。

その安全性から広い分野で使用されており、石鹸や水道水の処理、紙の安定剤に接着材などあらゆる製品の製造に採用されています。

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