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2級土木施工管理技術の過去問 令和元年度(後期) 薬液注入 問97

問題

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薬液注入工事における削孔の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
削孔深度の確認は、使用ロッド長(ロッド長+グラウトモニタ吐出口までの長さ)の測定値のみにより確認することが必要である。
   2 .
削孔時に使用した水と切削した土砂の排出を良好に保つなど、注意深く観察しながら作業を進める必要がある。
   3 .
機械の据付けにあたっては、削孔機の安定が悪い場合には削孔効率・削孔精度の低下などの影響が生じるので、施工足場を良好にすることが必要である。
   4 .
削孔位置は、確実な改良効果を得るため、また埋設物に対する影響を避けるためにも正確に管理することが必要である。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 薬液注入 問97 )
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この過去問の解説 (3件)

4
正解は1です。

削孔深度の確認では、ロッドの全長、残尺の関係から、
深度の確認を行います。
よって1は不適当です。
これは薬液の削孔だけでなく、
他の工種も同じように計測する一般的な方法です。

2は適当です。
排出した土砂から、地層を確認する場合もありますので、
しっかり確認する必要があります。

3は適当です。
施工足場を強固に作ることで、
効率だけでなく安全性も確保することが可能です。

4は適当です。
削孔位置は管理基準に規定されていますので、
正確な管理が必要です。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

1)適当ではありません

削孔深度の確認は通常検尺(ロッドの長さ)により実施します。

まずは使用するロッドの全体の長さとグラウトモニタ吐出口までの長さを確認します。削孔が完了したら残った尺の長さを確認し、使用ロッド長から残尺を差し引き削孔の長さを求めます。

使用ロッド長のみの長さでは削孔の長さを求めることはできません。

2)適当です

削孔では常に状況変化に即座に対応できるように観察することが必要です。

管理者や担当者などの立ち合いのもと水や土砂が詰まり機械に異常が発生するのを防ぐほか、埋設物防護のために埋設物と削孔の位置を確認、削孔角度や震度、残尺のチェック、また現場の架空線や建築限界の確認などにも配慮を怠らないようにします。

3)適当です

削孔機の据付けの状態により削孔作業の効率や制度が左右されるので、良好な削孔作業のためには施工足場を良好にします。

路上施工などにおいて平坦な場所では特に問題はありませんが、そうではない場合は削孔機を水平に安定させ、立坑内では機械にアンカーを取り足場を確実に組むなどして安定を図ることが必要です。

4)適当です

削孔の際には確実に改良効果を生み出すため、また埋設物が存在する場合は変動や破壊などの事故を防止するためにも、削孔位置を正確に管理します。

例えば地盤などに削孔と埋設物や障害物などの位置を正確にマーキングして、まっすぐ削孔する直施工孔と埋設物によりずらした位置の斜施工孔と分けるなどの方法があります。

1
1〇
削孔深度の確認は、あらかじめロットを検尺して残尺を求めます。これは薬液の削孔だけでなく、他の工種も同じ方法で計測するのが一般的です

排出した土砂から、地層を確認する場合もあります

施工足場は強固な足場を作ることで、効率だけでなく安全性も確保します。

削孔位置は管理基準に規定されています。

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