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2級土木施工管理技術の過去問 令和元年度(後期) 薬液注入 問101

問題

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薬液注入工事における注入時の施工管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
注入圧力と注入量は、記録計により時間の経過と関連して記録紙に連続的に記入され、データはそのまま P − Q 管理として使用される。
   2 .
注入にあたっては、注入効果に大きな影響を及ぼすと考えられる注入ピッチ、注入速度、注入順序、注入量、注入圧、注入材の品質などについて十分管理する。
   3 .
注入圧力が極端に低い場合や上昇傾向を示さない場合は、原因究明を行い、それに基づきゲル化時間の短縮、粘性の増加、注入仕様の変更などを検討する。
   4 .
注入により地盤隆起が生じた場合は、地盤隆起を極力小さくおさえるために、注入速度を速くし、低注入圧で施工するなどの対策が必要である。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 薬液注入 問101 )
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この過去問の解説 (2件)

3
正解は4です。

1は適当です。
P-Q管理方式によって、ゲル化時間の調節などを
行うことが可能です。

2は適当です。
注入圧や注入量については、
P − Q 管理を使用するのが一般的です。

3は適当です。
注入圧力が極端に低い場合、
注入予定範囲外へ流出していることが多いです。
注入仕様の変更をするなどの対策を行います。

地盤隆起を小さくおさえるためには
注入速度を遅くするのが一般的ですので、
4は不適当です。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

1)適当です

薬液注入工事では注入量の確認のために、注入圧力と注入量の関係をP-Q管理(圧力計管理)として定期的に確認、記録します。P-Q管理図ではX軸を注入圧力、Y軸を注入速度として記録し、現在の注入速度が設定した管理注入速度より上か下かを確認して調整するように使用します。

このほかにも流量計や薬液、水道使用量なども自動記録紙などで記録しておきます。

2)適当です

薬液注入における施工管理では、受注者は現場の状況や土質、地下埋設物などの状態を十分に踏まえた上で最も効果を発揮できるように計画します。

品質管理の主な項目は注入吐出量及び圧力、注入孔マーキング、地下埋設物への対策のための削孔方法、水質検査、注入材の配合やゲル化時間などで、これらを具体的に記録して管理します。

3)適当です

注入時は注入圧力や速度が適正かを常時管理する必要があります。地盤の土質により注入圧力の高低を決定しますが、極端に低い場合は注入材の流動性が低くなり粘度が高くなっており、期待する注入効果が得られない可能性があります。

その場合は必要に応じて硬化剤の量を調整するなどして、ゲル化時間を増減するなどの対策を検討します。

4)適当ではありません

注入時に地盤が隆起する原因は、注入圧力が高すぎて地盤内の注入材の浸透が追い付かず注入材が地表に流出しようとすることです。

注入圧力は注入速度と正比例しているので、この場合は注入速度を抑え低速にすることにより対処します。速度を高めるとかえって隆起が加速され、注入材が流出するなどの被害が発生します。

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