2級土木施工管理技術の過去問
令和2年度(後期)
薬液注入 問98

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「3」です。

環境保全管理では、地下水の項目の他に、排水排泥・廃液の項目もあります。

1.正しいです。

施工管理などに必要となる項目は主に以下の内容(29項)になります。

工法区分、材料種類、施工範囲等、削孔、注入量、確認施工の施工内容、

地盤改良の効果の確認方法、薬液注入工法の現場責任者の配置、使用機械、

プラント配置及び配管ルート図等、室内配合試験等、薬液配合の管理、

土中ゲルタイム(硬化時間)の設定及び管理、薬液注入量等の管理、

削孔位置・削孔長・注入外管挿入長・削孔角度の管理、パッカー等の施工、

注入速度及び注入圧力の設定、注入順序、改良範囲・ステップ長・注入孔間隔、

削孔跡の充填、排水・排泥・廃液の処理方法、余剰薬液及び余剰薬液材料の返品方法、

障害物(埋設物)調査(防護方法等)、地下水及び公共水域等の水質監視、

施工時の隆起対策、施工時トラブル対処法、薬液注入工事監理連絡会の設置、

その他

2.正しいです。

出来形管理と品質管理があります。

4.正しいです。

施工管理や地下水等の水質管理があります。

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02

薬液注入工における管理項目と基準を覚えることがポイントになります。

選択肢1. 薬液注入工事の施工管理項目には、施工技術、環境保全、安全がある。

国土交通省から発せられている「薬液注入工法による地盤改良工事に係る適切な施工管理等について(詳細)」において、施工管理項目について、29項目に渡って記載されています。施工技術、環境保全、安全はその中で明記されています。

よってこの記述は適当です。

選択肢2. 施工技術管理は、施工数量などの管理と品質の管理から構成される。

施工技術管理は、施工数量などを管理する出来形管理と成果物の品質を管理する品質管理によって構成されます。

よってこの記述は適当です。

選択肢3. 環境保全管理は、地下水の汚染防止のみを目的として実施される。

環境保全管理は、地下水の汚染防止だけでなく、施工において発生する廃液や周辺地盤などの保全も目的としています。

よってこの記述は不適当です。

選択肢4. 安全管理には、薬液材料の取扱いや機械装置類の運転時の管理などがある。

安全管理は、原料である薬液の取り扱いや、作業者の安全、機械の逸走防止などを管理します。

よってこの記述は適当です。

参考になった数4

03

1.正
適当です。
2.正
適当です。
3.誤
地下水の汚染防止のみではなく
地盤の変形防止や水質管理なども含まれます。
4.正
適当です。

参考になった数2