2級土木施工管理技術の過去問
令和3年度(前期)
土木5 問169

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(前期) 土木5 問169 (訂正依頼・報告はこちら)

A工区、B工区における測定値を整理した下図のヒストグラムについて記載している下記の文章中の(   )の( イ )から( ニ )に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・ヒストグラムは測定値の( イ )の状態を知る統計的手法である。
・A工区における測定値の総数は( ロ )で、B工区における測定値の最大値は、( ハ )である。
・より良好な結果を示しているのは( ニ )の方である。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「3」です。

バラツキを持つデータの全体の姿をつかむのがヒストグラムの特徴です。

個数は、n値で表現されています。

B工区の最大値は、横軸より36であることがわかります。

平均値とグラフ中心が近似を示していることから、A工区のほうが良好を示しています。

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02

ヒストグラムは普段の業務でなじみがない方も多いかと思いますが、図の意味がある程度わかれば問題は解けます。内容を理解しながら、問題を解いてみましょう。

選択肢1. イ:ばらつき   ロ:100  ハ:25  ニ:B工区

ヒストグラムとは、ある特定のデータを区間ごとに区切り、各区間の個数や数値のばらつきをグラフで表現したものです。設問のヒストグラムは時間の情報はなく、時系列の変化はわかりません。

選択肢2. イ:時系列変化  ロ: 50  ハ:36  ニ:B工区

個数はnで表されます。n=100と記されていますが、グラフから個数を読み取ることもできます。縦軸は10単位で目盛があり、目盛10×2個、目盛20×2個、目盛35、目盛2、目盛3(推定)のグラフがあることから、100程度であると推測できます。

選択肢3. イ:ばらつき   ロ:100  ハ:36  ニ:A工区

B工区の測定値の最大値は、横軸の値から36とわかります。

選択肢4. イ:時系列変化  ロ: 50  ハ:25  ニ:A工区

A工区の平均値は31、B工区の平均値は32です。A工区は平均値がグラフの中心にあり、左右対称のつりがね型であることから、A工区のほうが良好な結果であるといえます。

まとめ

ヒストグラムとは、バラツキの状態を視覚的に見るための手法であること、A工区のような左右対称のつりがね型が良好な結果であることを覚えておくとよいです。

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03

3が正答です。

ヒストグラムは横軸に品質管理の範囲を区間分けして、縦軸にデータ度数を示すことで

工程の状態やばらつきを把握することができます。

良好なヒストグラムは、規格値内に分布があってゆとりがあることや、

つり鐘形に分布して平均値と中心が一致することなどが挙げられます。

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