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2級土木施工管理技術の過去問 令和3年度(後期) 土木 問14

問題

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コンクリートの劣化機構に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
中性化は、空気中の二酸化炭素が侵入することによりコンクリートのアルカリ性が失われる現象である。
   2 .
塩害は、コンクリート中に侵入した塩化物イオンが鉄筋の腐食を引き起こす現象である。
   3 .
疲労は、繰返し荷重が作用することで、コンクリート中の微細なひび割れがやがて大きな損傷になる現象である。
   4 .
化学的侵食は、凍結や融解の繰返しによってコンクリートが溶解する現象である。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(後期) 土木 問14 )
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この過去問の解説 (3件)

26

1.正しいです。

中性化が起き、鋼材まで及ぶと鋼材腐食の恐れが生じてしまいます。

2.正しいです。

塩害が起きると、鋼材が腐食して構造物に損傷を与えてしまう恐れがあります。

3.正しいです。

疲労破壊は繰り返し荷重を受けることで破壊に至る現象です。

4.誤りです。

化学的浸食は浸食性物質がコンクリートや鋼材などと反応し、

ひび割れや被りの剥離を引き起こす現象です。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

当設問は、コンクリートの劣化に関する設問です。各症状の特徴を押さえましょう。

選択肢1. 中性化は、空気中の二酸化炭素が侵入することによりコンクリートのアルカリ性が失われる現象である。

正しいです。

コンクリートのアルカリ性が損なわれ、鉄筋の不動態被膜が損失し、

鉄筋腐食が発生します。

選択肢2. 塩害は、コンクリート中に侵入した塩化物イオンが鉄筋の腐食を引き起こす現象である。

正しいです。

塩化物イオンがコンクリート内部に侵入し、

鉄筋に達することで鉄筋腐食が発生します。

選択肢3. 疲労は、繰返し荷重が作用することで、コンクリート中の微細なひび割れがやがて大きな損傷になる現象である。

正しいです。

コンクリートに荷重が繰り返し作用することにより

発生するひび割れや剥離などの劣化が発生します。

選択肢4. 化学的侵食は、凍結や融解の繰返しによってコンクリートが溶解する現象である。

間違いです。

コンクリート内部の水分が凍結融解を繰り返すことで劣化する現象を、凍害といいます。

化学的侵食は、硫化水素や硫酸塩などの化学物質によって劣化が発生します。

まとめ

当設問は、化学的侵食が化学物質によるものと理解していれば即答できる問題です。

しっかりと勉強して把握しておきましょう。

6

1.適当です。コンクリートが中性化することで、コンクリート内部の鉄筋が腐食する恐れがあります。

2.適当です。特に海岸付近や寒冷地で融雪剤等の影響を受ける地方で多く見られる現象です。

3.適当です。連続して荷重が作用するような橋梁等の構造物で多く見られる現象です。

4.適当ではありません。化学的浸食は、酸性雨等のコンクリート外部からの科学的作用によって、コンクリートが分解する現象です。

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