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2級土木施工管理技術の過去問 令和3年度(後期) 薬液注入 問126

問題

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現場注入試験に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
現場注入試験によって、設計内容に示した項目と異なった結果が得られた場合には、試験注入の結果に沿った計画の変更が必要となる。
   2 .
施工実績が乏しい場合や、重要度の高い工事では、現場に適した施工方法の選定を目的として現場注入試験を行う。
   3 .
現場注入試験における注入速度は、あらかじめ求めた限界注入速度以下に設定することが望ましい。
   4 .
周辺に施工実績があり、規模や重要度が一般的な工事では、設計計画の妥当性を確認するための現場注入試験は省略できる。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(後期) 薬液注入 問126 )
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この過去問の解説 (3件)

3

適当でないものは、4です。

1 .現場注入試験によって、設計内容に示した項目と異なった結果が得られた場合には、試験注入の結果に沿った計画の変更が必要となる。

適当です。

設計内容と異なった場合は、想定していた土質や地下水位などが異なっていることがわかります。その際は、設計自体を変更させなければならないなど適宜現場状況に合わせた施工を行わなければなりません。

2 .施工実績が乏しい場合や、重要度の高い工事では、現場に適した施工方法の選定を目的として現場注入試験を行う。

適当です。

公共の構造物で重要度の高い工事においては不特定多数の人が利用するため、より安全性を考慮しなければなりません。地下水位や深部の土質などのデータが無ければ、施工を行うことは難しい為、現場注入試験を行い、現場条件により適した施工方法を選定します。

3 .現場注入試験における注入速度は、あらかじめ求めた限界注入速度以下に設定することが望ましい。

適当です。

限界注入速度を超えた注入を行うと、対象となる領域の地盤の強化や硬化が十分に行われなくなる危険性がある為、限界注入速度を超えてはなりません。

4 .周辺に施工実績があり、規模や重要度が一般的な工事では、設計計画の妥当性を確認するための現場注入試験は省略できる

適当ではありません。

薬液注入工事の採用における調査として、原則1000㎡につき1箇所はボーリング調査にてサンプリングし、透水性や強さを物理的、力学的に試験を行う必要があります。周辺に施工実績があったとしても、薬液注入工事が妥当な施工となるとは限らないため、十分に調査をする必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

1 .適当です。現場注入試験の結果が設計内容と違う場合、設計どおりの注入ができない恐れがあるため、計画の変更が必要です。

2.適当です。現場注入試験は設計どおりの薬液の注入ができるか調査を行うもので、施工方法の選定も目的に含まれます。

3.適当です。限界注入速度を超えると対象地盤外に薬液が流出する恐れがあるため、限界注入速度以下に設定します。

4.適当ではありません。周辺の施工実績がある場所でも同一の地盤とは限らないため、実際に施工する箇所で現場注入試験が必要です。

0

1)適当です

現場注入試験は、薬液注入工事を施工するにあたって地盤が設計した注入計画の通りに行われるか否かを確認するための試験です。

試験結果が設計内容と異なる場合は現場での注入試験の結果を優先して考慮し、設計計画の変更を行います。

2)適当です

現場注入試験は、施工実績が少ない対象地盤にて薬液注入を行う場合に適合する注入材や注入方法などを選定するため、また施工計画書の内容が現場に適合するかを確認するために行うので、試験では本施工に近い条件で実施する必要があります。

3)適当です

薬液注入工事では注入速度は注入地盤の限界注入速度以下とすることが必須条件であるため、実際の施工と仮定して行う現場注入試験も同様に限界注入速度より下回った値に設定します。

これにより実際の施工では注入材が地盤内へくまなく行き届き、良好にまとまった固結状態を形成するとされています。

4)適当ではありません

薬液注入において現場注入試験を省略できる条件は、対象地盤の粒度や密度が過年度に実施した改良対象地盤と類似して不均一性が小さいこと、施工方法や使用する注入材が過年度に実施した工事と同一であること、過年度に実施した工事にて施工不良が確認されていないことが条件となります。

施工対象地盤周辺に施工実績があったとしても、施工対象地盤と特性が異なっていたり施工方法が違っている場合は現場注入試験は省略することはできません。

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