2級土木施工管理技術の過去問
令和4年度(前期)
土木4 問43

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度(前期) 土木4 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

トラバース測量を行い下表の観測結果を得た。
測線ABの方位角は183°50′40″である。測線BCの方位角は次のうちどれか。
問題文の画像
  • 103° 52′ 10″
  • 103° 54′ 11″
  • 103° 56′ 12″
  • 103° 58′ 13″

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この過去問の解説 (3件)

01

方位角とは、真北から測定した線への角度をいいます。

測点Aから真下(真南)に向かって垂線を伸ばすと、側線ABとの角度は

(183°50′40″-180°00′00″)=3°50′40″となります。

この角度は測点Bから真北に向けて伸ばした垂線の角度と同一となるため(錯角)

100°5′32″+3°50′40″=103°56′12″が側線BCの方位角となります。

以上から、103°56′12″が正解となります。

解説の画像

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02

方位角を求める問題です。

選択肢3. 103° 56′ 12″

方位角は真北からの角度を右回りに測った値になります。

B点から北に垂線を引いた際の角度に既知の値である100°5’32”を足す形で求めることが出来ます。

足す値は、A点から垂線を引くことで求めることが出来ます。

A点から垂線を引いた際の角度から、観測角を引くと

 (180°0’0”)-(183°50’40”)=3°50’40” となります。

A点、B点で各々引いた垂線は並行であり、その内の角度は錯角です。

3°50’40”の値を100°5’32”に足して、方位角を求めます。

※この値は60進法になります。

よって方位角は103°56’12” になります。

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03

この問題で覚えておくポイントは、方位角の算出方法についてです。

 

 

選択肢3. 103° 56′ 12″

方位角とは、真北方向から測線がなす角度のことです。

測線BCの方位角は、測線ABの方位角183°50′40″から180°を引いた3°50′40″を∠ABC100° 5′ 32″に加算することで求められます。

したがって、

100° 5′ 32″ + 3°50′40″ = 103° 56′ 12″

となり、

測線BCの方位角は 103° 56′ 12″ になります。

まとめ

方位角の計算問題を解いて、練習しておきましょう。

 

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