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2級土木施工管理技術の過去問 令和5年度(前期) 土木4 問1

問題

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閉合トラバース測量による下表の観測結果において、測線ABの方位角が182°50′39″のとき、測線BCの方位角として、適当なものは次のうちどれか。
問題文の画像
   1 .
102°51′5″
   2 .
102°53′7″
   3 .
102°55′10″
   4 .
102°57′13″
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(前期) 土木4 問1 )
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この過去問の解説 (2件)

11

閉合トラバース測量による方位角の計算問題は令和4年度に初出されましたが、令和5年度も出題されたことから、今後も継続して出題される可能性が高いです。計算方法に慣れておきましょう。

選択肢4. 102°57′13″

方位角とは、真北から測定した線への角度をいいます。

測点Aから真下(真南)に向かって垂線を伸ばすと、側線ABとの角度は

(182°50′39″-180°00′00″)=2°50′39″となります。

この角度は測点Bから真北に向けて伸ばした垂線の角度と同一となるため(錯角)

100°6′34″+2°50′39″=102°57′13″が側線BCの方位角となります。

以上から、102°57′13″が正解となるため、設問は適当です。

まとめ

錯角を利用すれば計算自体は比較的簡単ですが、初見だと正解するのは難しいと思います。過去問をこなして問題に慣れ、確実に正解できるようにしましょう。

解説の画像
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3

閉合トラバースの計算問題は従来は2級土木施工管理技士の問題では出題されませんでしたが、近年は出題傾向にあるようです。

測量計算用の関数計算機を持参しないと解けませんので注意しましょう。

選択肢4. 102°57′13″

適当です。

閉合トラバースは真北の角度180°00′00″より計算を開始します。

計算を開始する測点から次の方位がそれぞれ違う場合、計算方法も違います。

北東の場合→方位角をそのまま

南東の場合→180°00′00″-方位角

南西の場合→方位角-180°00′00″

北西の場合→360°00′00″-方位角

として計算します。

今回の測点Bは測点Aより南西方向にあるので

182°50′39″-180°00′00″

=2°50′38″83

四捨五入して

=2°50′39″

今度は測点Bから測線BCの方位学を求めるので、測点Bの観測角に測点AからBの角度の差を加えます。

100°06′34″+2°50′39″

=102°57′13″

となり、よって正解となります。

まとめ

方位角の計算はラジアンに換算しないと解けませんので関数計算機は忘れないようにしましょう。

ただし、スマートフォンなどの計算機を使用することは不正行為とみなされ、またメモリー機能が搭載された計算機もまた公式などを保存できる可能性もあることから、不正行為となるので注意しましょう。

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