2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度（後期）
土木 問14

適当です。

アルカリシリカ反応は、コンクリート中のアルカリ性成分と、

反応性の高いシリカ含有物質との間で起こる化学反応です。

この反応が進行すると、コンクリートの膨張やクラックが生じ、耐久性が低下します。

適当です。

コンクリートは繰り返し受ける荷重によって徐々に劣化していきます。

この劣化現象を疲労といいます。例えば、車両の通行や風などが原因となります。

不適当です。

塩害は、塩分を含んだ水がコンクリートに浸透し、

塩化物イオンが鉄筋に到達して腐食を引き起こす現象です。

この塩害によってコンクリートの劣化が進みます。

凍結融解作用は、冬季におけるコンクリート中の水分の凍結と解凍により、

クラックが生じたりコンクリートの表面が剥がれる現象です。

適当です。

化学的侵食は、コンクリートが化学的な物質によって溶かされる現象です。

硫酸はコンクリートに対して強い侵食作用を持ち、

コンクリートの骨材を溶かしたり、硫酸による鉄筋の腐食を引き起こします。

適当

アルカリシリカ反応は、骨材としてシリカ鉱物を含む岩石を使った場合に、セメントなどのアルカリ分に反応しゲルが作られ、このゲルが吸水することによってコンクリートが異常に膨張しひび割れや崩壊します。

適当

疲労は、コンクリートに繰り返し荷重がかかると静的強度以下でも破壊することがあります。

適当でない

塩害とは、コンクリート中に一定量以上の塩分が含まれていると鋼材が錆び、腐食すると膨張します。これによってコンクリートのひび割れや剥落、鉄筋の断面欠損を引き起こすことです。

凍結融解作用は凍害に該当します。

適当

化学的侵食とは、酸や硫酸などの化学的物質の作用を受けて侵食されることです。