2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
土木 問42
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 土木 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
港則法上、特定港内の船舶の航路及び航法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 汽艇等以外の船舶は、特定港に出入し、又は特定港を通過するには、国土交通省令で定める航路によらなければならない。
- 船舶は、航路内においては、原則として投びょうし、又はえい航している船舶を放してはならない。
- 船舶は、航路内において、他の船舶と行き会うときは、左側を航行しなければならない。
- 航路から航路外に出ようとする船舶は、航路を航行する他の船舶の進路を避けなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
港則法の内容になります。しっかり押さえましょう。
正しいです。第12条参照。
特定港に出入りする船舶は、国土交通省令で定める航路を通らなければいけません。
正しいです。第18条参照。
航路内では、投錨や曳航中の船舶の進路を妨げてはいけません。
間違いです。第14条参照。
航路内では、他の船舶と行き会う場合は右側を通行しなければいけません。
正しいです。第18条参照。
航路から航路外に出る船舶は、航路を航行する他の船舶の進路を避けなければいけません。
港則法の内容は試験に出やすいため、過去問を沢山解いて、ポイントを押さえましょう。
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02
港則法は、港湾内における交通法規とも言えます。港湾内で工事を行う場合などでは最も規制を受ける法律です。
正しい
汽艇等以外の船舶は、特定港に出入し、又は特定港を通過するには、国土交通省令で定める航路によらなければならない。ただし、海難を避けようとする場合その他やむを得ない事由のある場合は、この限りでない。となっています。
正しい
船舶は、航路内においては、原則として投びょうし、又はえい航している船舶を放してはならない。となっていますが次の場合は除かれます。
・海難を避けようとするとき
・運転の自由を失ったとき
・人命または急迫した危険のある船舶の救助に従事するとき
・港長の許可を受けて工事または作業に従事するとき
誤り
船舶は、航路内において、他の船舶と行き会うときは、右側を航行しなければなりません。
正しい
航路から航路外に出ようとする船舶は、航路を航行する他の船舶の進路を避けなければならなりません。
港則法では道路交通法と違い、右側航行になるので注意しましょう。
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03
港則法は、港内における船舶交通の安全と港内の整とんを図ることを目的としております。
正しいです。
港則法では、特定港に出入したり通過したりする船舶は、国土交通省令で定められた航路を使用することが求められています。
これにより、船舶の安全な航行と港内の秩序が保たれます。
特に大きな船舶は、決められた航路を外れると事故や衝突のリスクが高まるため、この規制が重要です。
正しいです。
航路内では、船舶が停泊や投錨を行うと、他の船舶の通行に支障をきたす可能性があります。
また、えい航している船舶を放す行為も危険を伴います。
このため、航路内でのこれらの行為は禁止されており、特別な許可や緊急時を除いて避けるべきとされています。
誤りです。
船舶が航路内で他の船舶と行き会うときは、右側通行が原則となります。
したがって、「左側を航行する」という記述は誤りです。
正しいです。
航路を航行している船舶は、他の船舶の航行を妨げないように優先されます。
航路外に出ようとする船舶は、その進路を避けて安全を確保する義務があります。
なじみのない法律かもしれませんが、要所を押さえておきましょう。
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