2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
土木 問43

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 土木 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

閉合トラバース測量による下表の観測結果において、閉合誤差が0.008mのとき、閉合比は次のうちどれか。
ただし、閉合比は有効数字4桁目を切り捨て、3桁に丸める。
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この過去問の解説 (3件)

01

閉合トラバース測量とは、同じ測点から始まり同じ測点を終点とするトータルステーションでの測量です。

選択肢1. 1/24400

誤り

選択肢2. 1/24500

誤り

選択肢3. 1/24600

正しい

 

閉合比は 1/x=閉合誤差/距離の合計 で求められます。

x=距離の合計/閉合誤差となるので

197.377/0.008=24672.125≒24600 となり

1/24600になります。

選択肢4. 1/24700

誤り

まとめ

計算問題にはなりますが、簡単な計算なのでしっかり覚えておきましょう。

参考になった数20

02

閉合トラバース測量の問題です。計算方法を押さえておきましょう。

選択肢1. 1/24400

間違いです。

選択肢2. 1/24500

間違いです。

選択肢3. 1/24600

正しいです。解説は以下のとおりです。

閉合誤差とは、測量時に生じる誤差の一つで、測量を始めた点と終わりの点が一致しない場合に生じる誤差のことを指します。この場合の閉合比は、測定した全周長に対する閉合誤差の比率を示します。閉合比は次の公式で計算されます。
閉合比=閉合誤差/全周長
よって、求めたい値をaとすると、
0.008/197.377=1/a
a=24672.125=24600

となります。

選択肢4. 1/24700

間違いです。

まとめ

計算方法を押さえれば答えられる問題です。しっかりとポイントを覚えましょう。

参考になった数5

03

閉合トラバース測量とは、複数の観測点を結び、その点を順に測量していき、最終的に出発点に戻るような測量方法です。

この測量では、測定する点を次々に結びつつ進み、最後に最初の地点に戻るため「閉合」トラバースと呼ばれます。

 

閉合誤差とは、測量において、閉合トラバースなどのように測量を行った後、

出発点(始点)に戻った際に、計算上の位置と実際の位置との間に生じる誤差のことです。

この誤差は、測量中に発生した小さな測定誤差や計算誤差の積み重ねによるものです。

選択肢1. 1/24400

誤りです。

選択肢2. 1/24500

誤りです。

選択肢3. 1/24600

正しいです。

閉合比1/x=閉合誤差/距離の合計 で求められます。

従って、x=197.377/0.008=24672.125≒24600 となります。

選択肢4. 1/24700

誤りです。

まとめ

公式を覚えておきましょう。

参考になった数0