2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
鋼構造物塗装 問6
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 鋼構造物塗装 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
鋼橋の維持管理における防食の点検に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 点検は、当該橋や部材の条件、損傷の状況等から、補修の要否や定期点検の必要性の有無等を判定するために行う。
- 定期点検は、初回点検の結果及び防食法とその仕様あるいは架橋地点の環境等に応じて適切な頻度と方法を定めて計画的に実施する。
- 詳細点検は、塗膜に特異な変状が現れた場合等に、その原因を明らかにし、補修の要否や素地調整方法、塗替え塗装系を検討するために行う。
- 点検結果の記録は、経年的推移の評価や劣化予測等のさまざまな統計的分析や予測に用いられる基礎データとしても重要である。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
鋼橋の維持管理における防食の点検に関する問題です。
良く文章を読み、引っかからないようにしましょう。
適当でありません。
補修の要否を判定するために行いますが、定期点検の必要性の有無を判断する為ではありません。定期点検は、5年に1回の頻度で実施することが国土交通省で定められています。
参考:https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000429.html
適当です。
定期点検は、初回点検の結果や防食法、架橋地点の環境等を考慮して計画的に実施されるべきです。
適当です。
詳細点検は、塗膜に特異な変状が現れた場合などに行われ、その原因を明らかにし、補修の要否や方法を検討します。
適当です。
点検結果の記録は、経年的推移の評価や劣化予測などの分析や予測に用いられる重要な基礎データとなります。
巧妙に文章が作られています。
違和感がないように見えますので、文章の中の単語の使われ方に気づき、分かる問題を落とさないように頑張りましょう。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
02
鋼橋の維持管理における防食の点検に関する問題です。ポイントをしっかり押さえましょう。
間違いです。
当該橋や部材の条件、劣化状況、環境条件等から、補修の時期や内容、定期点検の頻度と方法等を総合的に判断するために行う必要があります。
正しいです。定期点検は、初回点検の結果や防食法の仕様、環境条件に基づいて適切な頻度と方法を決めて計画的に実施されます。
正しいです。詳細点検は、塗膜に異常が発生した場合に、その原因を明らかにし、適切な補修方法を検討するために行います。
正しいです。点検結果の記録は、経年的推移の評価や劣化予測などの基礎データとして重要です。
鋼橋の維持管理における防食の点検について、しっかりと押さえましょう。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
鋼橋は、自然環境や使用環境の影響を受けやすく、腐食によってその耐久性が低下する可能性があります。
誤りです。
定期点検の必要性の有無を判定するものではなく、定期点検の頻度や方法を判定するものです。
正しいです。
定期点検の頻度や方法は、鋼橋の状況や環境によって異なります。初回点検の結果を踏まえ、最適な計画を立てる必要があります。
正しいです。
詳細点検は、問題が発生した箇所を詳細に調査し、適切な対策を検討するために実施されます。
適切です。
点検結果は、鋼橋の劣化状況を把握し、将来の劣化を予測するために重要なデータです。
鋼橋の維持管理における点検は、単に目視で確認するだけでなく、非破壊検査などの高度な技術を用いて、内部の腐食や損傷を検出することもあります。また、点検結果は、鋼橋の寿命を予測し、適切な補修時期を決定するためにも活用されます。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問5)へ
令和5年度(後期)問題一覧
次の問題(問7)へ