2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
鋼構造物塗装 問11
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 鋼構造物塗装 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
上塗り塗料に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- 上塗り塗膜は、環境によっては酸性雨及び火山性ガスの酸性やコンクリート等のアルカリ性に耐える耐水性や耐候性も必要である。
- 上塗り塗膜の主たる機能は、着色や光沢等の所要の外観が得られることと、水や酸素が塗膜内に浸透するのを抑制することである。
- 上塗り塗料に用いるふっ素樹脂塗料は、ふっ素樹脂、顔料、硬化剤及び溶剤を主な原料とした二液形塗料で、特に防食性に優れている。
- 上塗り塗料は、耐候性の良い樹脂を選定するとともに、防錆顔料の性質についても考慮することにより、塗膜の色相や光沢を長期間保持することができる。
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この過去問の解説 (3件)
01
上塗り塗料に関するポイントを押さえておきましょう。
間違いです。
上塗り塗料は、水、酸素、紫外線に直接さらされるため、耐水性や耐候性が重要です。
また、酸性雨やコンクリートのアルカリ性にも耐える必要があり、これに対する耐薬品性も求められます。
正しいです。
上塗り塗料は建物の外観を美しく仕上げるだけでなく、防水性や酸素バリア性などの機能を持ち、建物を保護します。
間違いです。
ふっ素樹脂塗料は耐候性や耐久性に優れていますが、防食性が特に優れているわけではありません。
防食性は主に下塗り塗料が役割を果たします。
間違いです。
上塗り塗料には防錆顔料は通常含まれません。
上塗り塗料について、
・耐候性、耐水性、耐薬品性が求められる。
・防食性は主に下塗り塗料が担う。
・防錆顔料は上塗り塗料には通常含まれない。
ことを覚えておきましょう。
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02
上塗り塗料に関する問題です。ポイントをしっかり押さえましょう。
間違いです。
上塗り塗料は、水、酸素、紫外線などに直接さらされているため、耐水性や耐候性に優れるとともに、酸性雨及びコンクリートのアルカリ性に耐える耐薬品性も必要です。
正しいです。上塗り塗料は、建物の外観を美しく仕上げるだけでなく、様々な機能によって建物を保護する重要な役割を果たします。適切な上塗り塗料を選ぶことで、建物の美観と耐久性を両立することができます。
間違いです。
ふっ素樹脂塗料は、耐候性や耐久性に優れていますが、防食性に特に優れているわけではありません。防食性は主に下塗り塗料によって提供されます。
間違いです。
上塗り塗料に防錆顔料は通常含まれません。耐候性の良い樹脂を選定することで色相や光沢を長期間保持することができます。
上塗り塗料について、しっかりと押さえましょう。
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03
上塗り塗料は、防食システムの最外層として、鋼材の美観を保つと同時に、水や酸素、紫外線などから基材を守る役割があります。上塗り塗料には、耐候性、耐水性、耐薬品性などの性質が求められ、特に耐候性が重要視されます。
誤りです。
上塗り塗料は、水や酸素、紫外線に直接さらされるため、耐水性や耐候性が特に重要です。
正しいです。
上塗り塗膜は、着色や光沢といった美観の保持とともに、防水性や防酸素性により水や酸素の基材への浸透を防ぐことが重要です。これにより鋼材の腐食を抑制します。
誤りです。
ふっ素樹脂塗料は、耐候性や耐久性に優れており、長期間にわたり塗膜の美観を保つことができますが、必ずしも防食性に優れているわけではありません。防食効果を期待するなら、亜鉛系塗料などが適しています。
誤りです。
上塗り塗料には、耐候性が良い樹脂を使用することが望まれますが、防錆顔料は一般的に下塗り塗料に含まれるものであり、上塗り塗料には不要です。上塗り塗料で重視されるのは美観の保持や耐候性であり、防錆顔料に関する記述は適切ではありません。
上塗り塗料を選ぶ際には、塗布する場所の環境条件や、求められる性能を考慮することが重要です。例えば、屋外に設置される構造物には、耐候性や耐薬品性に優れた塗料を選ぶ必要があります。
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